オーストラリアの国際空港では入国スタンプが押されません。。。
オーストラリアの空港では、Smartgate(スマートゲート)という自動入国システムが利用されています。入国時に入国管理官にパスポートを提出するのではなく、機械でパスポートを読み込んで、顔認証→指紋採取→入国することが可能です。
入国管理官から何のためにオーストラリアに来た?とか、いろいろ質問を受けることもないので、英語に不安な方や急いでいる方にはオススメです。
でもこのスマートゲートを利用すると、入国スタンプが押されません。。。
スタンプが欲しい人は、通常通り列に並んで入国管理官からスタンプを押してもらうことも可能です。
オーストラリア政府のサイトでもSmartgateを紹介
https://www.abf.gov.au/entering-and-leaving-australia/smartgates/arrivals
どこの国のパスポートでも通過できるわけじゃないみたい
オーストラリアの政府のサイトを見ていると以下の国のパスポート保持者がオーストラリア入国時にSmart gateを利用できるようです。
(16歳以上のみ利用可能)
Australia
Canada
China
France
Hong Kong
Ireland
Japan
Korea
Macau
New Zealand
Singapore
Sweden
Switzerland
Taiwan
United Kingdom
United States of America
「日本のパスポートもOK!」
シドニー空港に到着時に日本のパスポートの方は自動ゲートを利用するように案内があるのでご安心ください。
オーストラリアでSmart Gateが導入されている空港
現在以下のオーストラリアの空港で利用が可能です。
- Adelaide
- Brisbane
- Cairns
- Darwin
- Gold Coast
- Melbourne
- Perth
- Sydney
オーストラリア入国時には自動ゲートをお試しください!
ほぼすべての空港で利用できるようです。逆に利用できない空港ってあるの???とおもったら、エアーズロック空港(Yulara airport)にはないようです。エアーズロック空港は国内線のみで、国際線の発着がないので設置されてないようですね。
トラトラがおすすめしているエアーズロックツアー一覧
入国スタンプが押されないと困ること
オーストラリアにワーキングホリデーや留学などで入国する場合、入国スタンプが無いということで困ることがいつかあります。
入国した日を忘れてしまう
ワーキングホリデービザは入国した日から1年間有効です。なので、入国した日を忘れたり、勘違いしていると、知らない間にビザが切れていて不法滞在をしている場合があります。不法滞在をすると、オーストラリアに3年間入国できなくなったりしますので、十分に注意が必要です。トラトラの「留学&ビザ無料相談」デスクにも、入国した日を1週間勘違いしていて、不法滞在だということに気がつきました。。。という方からお問い合わせを受けたりします。最近では、オーストラリア政府から、あなたのビザは1ヶ月後に切れますよ〜というメールが来るようになっているケースも聞きますが、ビザを取得した時のメルアドを覚えていなかったり、メールがスパムに入っていたり、単純にメールが送られなかったり。。。しっかり自分で管理することが必要です。
銀行口座を開く際にも
オーストラリアの銀行では入国後6週間以内に銀行口座をひらくと、比較的かんたんに口座開設が可能です。逆に入国後6週間以上経過していると身分証明書がたくさん必要なので、いろいろと大変です。海外で身分を証明することはとてもむずかしいです。しかし、今では入国スタンプがパスポートに押されていないので、入国日を証明することはできません。利用した飛行機のチケットや学校のスタート日が書かれたレターを用意する必要があります。トラトラシドニーでは、「銀行口座開設セミナー」を開催していますので、シドニーで働くことを予定している方は、お気軽に参加してください。
Smart Gateはおすすめじゃない?
オーストラリアの入館審査は大変混み合いますので、断然 Smart Gateがおすすめです。入国スタンプが欲しくて行列に並ぶととんでもない時間を要することになります。特に、オーストラリア入国時に学校やエージェントなどが空港に迎えに来ている際には、必ず Smart Gateを通って速やかに空港の待合場所へ移動してください。通常の場合、空港に迎えに来ている学校の送迎スタッフやエージェントも、「1時間経っても空港に出てこない場合、すでに到着している学生をつれて出発します」という感じで案内しています。