オーストラリアで仕事探しする前の準備セミナー

仕事探しを始める前に準備しておくこと

  • オーストラリアの銀行口座開設
  • Tax File Number(納税者番号)取得
  • 年金口座開設
  • RSA・バリスタコース
  • ワーク形態と時給システムを理解
  • 仕事の探し方

銀行口座の必要性

⇒ほとんどの場合、職場から銀行の指定はない

⇒給与支払いは2週間に1

Commonwealth 銀行の仮開設はこちらをご覧ください。

スマホでオーストラリアのコモンウエルス銀行の仮開設をする

TAX File Number

オンライでの申請はこちらの政府のサイトから

お給料に含まれる所得税を政府が管理する為の番号

⇒仕事が決まったら雇い主に提出

⇒所得税は会社から政府に自動的に支払いがされます

TAX Return(毎年71日よりスタート)

※ワーキングホリデー/学生問わず必要

※仕事をする方は取得が必要

※申請後28日間くらいでオーストラリア国内の郵送先住所が必要

年金口座(Superannuation)とは?

⇒定年後(67歳)までの貯蓄

給与の11.0%の金額を、会社から年金口座に直接振り込んでくれる

振り込みは、年に4回

例、1月ー3月に働いた分は4月に振り込み。4月ー6月に働いた分は7月に振り込み。

⇒日本に帰国後、引き出す手続きが可能

⇒職場でスーパーの年金口座を指定されることはほとんどない

例:スーパー年金口座

オーストラリアの最低時給

詳しくは政府のサイトでご確認ください:Minimum wages

2023年7月の時点で

  • フルタイム/ パートタイム:$23.23
  • カジュアル:$29.04
  • オーストラリア全土で同じ
  • 都市でもファームでも最低時給は同じ

【オーストラリアお仕事の種類】

ワーホリや留学生に人気なお仕事

  • 飲食店(ウェイター/ウェイトレス/キッチンハンド/シェフ)
  • クリーナー(例:夜オフィスの掃除)
  • マッサージ(いかがわしいお店もあるので注意!)
  • 配達ドライバー
  • 農場/工場(2nd ワーホリ申請には必須)等々

オーストラリアのワーク形態と時給システム

仕事の形態は基本的に6つあります

  1. フルタイム(38時間以上/週)
  2. パートタイム(38時間未満/週)
  3. カジュアル(アルバイト)
  4. キャッシュジョブ
  5. ピースレート(出来高払い)
  6. ABN 個人事業主

フルタイムとは?

  • フルタイムは、日本の正社員です。
  • だいたい週38時間勤務します。
  • 有給休暇などの待遇あり。
  • 週38時間働いているからといってフルタイムというわけではありません。カジュアルで38時間働いても有給はつきません。
  • カジュアルか、フルタイムかは雇用契約書で判断します。

パートタイムとは?

  • パートタイムは、週38時間未満で決まった時間働いている方
  • 例えば、月、火、水の7時ー13を固定で毎週働く。など
  • 有給休暇などの待遇あり。
  • パートか、カジュアルか、フルタイムかは雇用契約書で判断します。

カジュアルとは?

  • カジュアルジョブ=アルバイトと認識されることが多いです。
  • フルタイム/ パートタイムと比べて最低時給が25%高い
  • 労働時間及び雇用関係の保証がない
  • 毎週勤務時間が違う

キャッシュジョブとは?

  • キャッシュジョブは、現金払いという意味で、所得税を納めずにお給料をもらう仕事です。
  • 個人経営、チェーン店、どちらでもキャッシュジョブのオファーはあります。
  • 所得税を払わないので、違法です

例えば、最低時給は$23.23ですが、ワーホリは15%所得税を支払うので、手取りは時給$19.75となります。職場から「キャッシュで時給$21でどう?」などとオファーがあります。

  • ワーホリとしては、手取りが$19.75ー>$21に増えます。
  • お店としては、【時給$23.23ー>$21】安くスタッフを雇えます。
  • お互いにウィンウィンな状態になります。

でもキャッシュジョブは所得税を支払わないので違法です。

なかなか仕事が決まらない方などがとりあえず収入を得るためにキャッシュジョブで働くこともあります。

ピースレート piece rates

詳しくは政府のサイトでご確認ください: How to use piece rates

ピースレート(piece rates)は、ファームでの仕事の際に利用される「出来高払い」のことです。基本的には、カジュアルジョブと同じ扱いが多いです。

ピースレートで働いている人を=pieceworkersと呼ぶことがあります。

ファームでの仕事で、りんごのピッキングやパッキングなどの仕事をしている場合、piece ratesで働いた分だけお給料が支払われる仕組みです。

例えば

りんごピッキングで、一袋を満タンにした回数だけお給料がもらえるなど。

オーストラリアの最低時給は、ファームでも適用されます。ピースレートで働いていても、最低時給は守られます。

ピースレートは、最低時給よりたくさん収入が入る時に適用されるというルールがあります。

例えば

最低時給で1日の労働を計算すると$214.78、でもピーステートで計算すると$200の場合、最低時給の$214.78を受け取ることができます。

仮に、最低時給で1日の労働を計算すると$214.78、でもピーステートで計算すると$230の場合、$230を受け取ることができます。

以前はピースレートでの仕事が、オーストラリアの最低時給を下回ることが多いため、ピースレートで安く働き手を雇うファームが多く存在しました。

ファームなどでよく聞く話では、韓国からの若者は軍隊でトレーニングを受けているので、ピースレートで最低時給以上のお給料を稼ぐことができますが、日本人はそれほど体力もないので、日本人は最低時給が保障されているファームでの仕事がおすすめです。でも今はピースレートで働いても最低時給は守られるのでどちらでも安心して働けます。

ピースレートで働く場合は、最低時給が守られていることを働く前に確認しましょう。

詳しくは政府のサイトでご確認ください: How to use piece rates

ファームで働くことを考えている方は、こちらもご覧ください

2024年ファームセミナー開催!ファームを検討中の方必見!

ABN 個人事業主

詳しくは政府のサイトをご覧ください:Register for an Australian Business Number

職場から「ABNとってきて、そしたらここで働けますよ」と言われた場合、どうゆう意味なのでしょうか?

今まで以下のような仕事をする方々から「ABNとってきて」を聞いたことがあります。

  • 美容師
  • マッサージ師
  • ネイル
  • ファーム
  • 介護
  • 掃除
  • ウーバーイーツ

ABN=Australian Business Numberは、会社番号と直訳しますが、「個人事業主」として自分で会社を立ち上げて、仕事を請け負うことを意味します。「個人事業主」のことを「sole trader」や「self employed」などと呼びます。

ABNが必要な場合の例

ITのプログラマーさんで、3つの会社から仕事を委託されて働いている。特にどこかのIT会社に所属するのではなく、フリーランスとして、直接契約を取り仕事をしている。仕事は基本的に家でしている。この場合ABNを取得して働くことができます。一つの会社に所属していると、他社の仕事を受けることが禁止されていることが多いので、3つの会社から仕事を受けるために、個人事業主としてABNの登録をして働く。

しかし美容師さんや、マッサージさんは基本的にお店に雇われるので、上記のようにいくつかの会社から仕事を受けるわけではありません。

なぜABNがないと働けないのでしょうか?

おそらく、お店での待ち時間などが長い仕事はABNで働くことが多いです。

例えば

マッサージの仕事では、お客さんがいない時間はお給料がもらえず(または最低時給以下のお給料が発生)、マッサージを一人おこなうと、歩合制でマッサージ料金の50%をもらうことができる。

カジュアルでスタッフを雇うと、お客さんがいない時間も時給が発生するのでお店は赤字です。なので、ABNを取得してもらい、歩合制のような形でスタッフを確保する。場合によっては、最低時給より稼ぐことができる。

ABNでスタッフを雇うお店のメリット

  • カジュアルで雇うより安くスタッフを確保
  • スーパー(年金)を払う必要がない
  • お給料の支払い方法がシンプル

ABNで働くメリット

  • 複数の会社から仕事を請け負うことがきる

ABNで働くデメリット

  • スーパー(年金)がない
  • 結局、時給で働くより安いことが多い
  • ABNの登録作業が必要
  • 帰国時にABNの削除作業も必要
  • タックスの申請が必要

ワーホリ/留学生がABNで働く場合、雇い主の方がメリットが多いという状況が発生します。

例えば、一つのお店で皿洗いをしていて、アルバイトと同じように時間を拘束されて勤務している。このような状況は、カジュアルと同じ扱いになることが多いので、ABNではなくカジュアルで雇ってもらうように交渉してみましょう。

RSA(Responsible Service of Alcohol)

⇒お酒を提供する全ての職業に求められます

RSAの資格は、州によって異なります

⇒すぐに他州へ行かれる方はよく考えましょう

トラトラで紹介しているRSAコースは1日でRSA取得可能です

シドニーのRSA1日取得コースの開催スケジュール

バリスタ(1日コース)

経験豊富な講師による1日実践トレーニング

4時間以上、ラテアートの練習が可能!!

バリスタとしての知識・技術が身につく

⇒コーヒーの歴史、種類、ラテアート練習

マシンの使用方法、メンテナンス方法

少人数制クラス(310名程)

11人と向き合ったトレーニング

学校認定の受講証明書

⇒即日、CertificateGet!!!!!!

シドニーのコーヒーバリスタ実践トレーニング1日コースの開催スケジュール

履歴書の作成

英文履歴書に定型はありません。ワードやエクセルで自由に作成してOKです。

最近ではCANVAというサイトの無料サンプルを利用して英文履歴書を作成する人が増えています。

 

日本語履歴書のサンプルはこちらのトラトラブログをご覧ください

オーストラリア英文履歴書の書き方 Resumeサンプルあり

必ず記入すべき事項

  • Key Skills(アピールポイント)
  • Visa(ビザの種類と期限)
  • Availability(勤務可能時間帯)
  • Education(直近の学歴)
  • Working Experience(職務履歴)

履歴書の内容

※性別/婚姻状況/写真等の記入はしなくてもOK

  • Personal Detail
  • Name
  • Phone Number
  • Email Address
  • Address
  • VISA種類
  • Key Skills

仕事探しをするにあたり、ちょっとした意気込みや自己アピールを記入

Education

  • 直近の学歴(大学・高校・中学の履歴)でOK
  • Working Experience
  • 探す仕事に対してアピールしたい職歴を記入
  • 何をしたかも大事だが、何を学んだかに注力する

Activities and Interests

活動記録や趣味など、面接時の話題になりそうな事項を記入

仕事探しの方法

インターネットでの仕事探し。日本語のサイトも英語のサイトもあります。

仕事探しの方法2

  • 友達の紹介
  • 気になったお店に直接履歴書を持っていく!!

キーワード:

Now hiring, We’re hiring,

Position available, Position vacant, Kitchen hand needed

シドニーで仕事が見つからない時にすること5つ

履歴書を配ってもなかなか仕事が見つからない。。。ということもありますよね。

そんな時はこちらの5つを確認してみてください。

シドニーで仕事が見つからない時にすること5つ

 

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