オーストラリアへ留学やワーホリ、仕事などで渡航する方を対象にオーストラリアのコモンウエルス銀行の仮開設はオンラインで可能です。
(トラトラでコモンウエルス銀行に対する質問にお答えすることはできません。直接銀行へお問い合わせください。)
これからオーストラリアへ渡航する方
オーストラリアのCommonwealth bank コモンウエルス銀行では、オンラインで口座の仮開設が可能です。Commonwealth bank =コモンウエルス銀行のことをオーストラリアでは短く略してCBA(シービーエー)または、commbank (コムバンク)と呼んでます。例えば、
Who do you bank with?
あなたの銀行はどこですか?
My bank is CBA
私の銀行はシービーエーです。
銀行口座の仮開設とは?
オーストラリアへ渡航前、または、オーストラリアに到着後オンラインで仮開設を行うことで銀行口座が仮開設されます。仮開設の状態では、銀行口座を利用することはできません。仮開設後に、銀行の支店へパスポートやCOE入学許可書(学生ビザの人)を持っていき、本人確認を行います。本人確認が完了すると、口座の利用がスタートします。本人確認には、口座を利用する本人が銀行の支店へ行く必要があります。
- オーストラリア渡航の14日前からオンラインで仮開設が可能
- 仮開設から20日以内に申込時に自分で指定したオーストラリア国内の銀行支店へIDを持っていく
- 銀行で本人確認が終わると、口座が開設され、銀行口座の利用がスタートできます。
- 本人確認が終わるまで口座への振り込みはできません。
仮開設をしてから20日以上が経過した場合、仮開設の口座は自動的に利用できなくなります。その場合でも、申込時に自分で指定したオーストラリア国内の銀行支店へIDを持って行き口座開設が可能か聞いてみてください。
銀行口座の仮開設をしなくても、銀行口座の開設は可能
オンラインで仮開設をしなくても、オーストラリア到着後に銀行の支店へIDなどを持っていけばその場で銀行口座の開設は可能です。英語に自信がないかたなど、仮開設をしておくことで、「あとは本人確認だけすれば銀行口座開設が完了する状態」になるので、口座開設もスムーズにおこなえるとおもいます。
本人確認で必要な書類
オーストラリア到着後、コモンウエルス銀行の支店へ本人確認のために行く必要があります。その際以下の情報を持参してください。
仮開設完了後のに銀行からメールが送られてきます。迷惑メールボックスも確認しましょう。届いてない場合は、パスポートなどそれ以外の書類をもって本人確認に行ってください。
- 銀行から送られてきた、仮開設完了後のメール
- パスポート
- 学生ビザの人はCOE入学許可書
- 日本のマイナンバー
- オーストラリアの住所
- オーストラリアの携帯番号
すでにオーストラリアに到着している方
オーストラリア到着後でもオンラインで仮開設は可能です。その場合、オーストラリアに到着して3ヶ月以内に仮開設を行い、その後コモンウエルス銀行の支店へいき本人確認を行なってください。
毎月の手数料
オンラインで仮開設を行なった場合、1年間の間は「$4ドル/月」の手数料が免除されます。ただし、このようなプロモーションは常時変更されるので、詳しくはオーストラリアの銀行支店でお問い合わせください。
通常コモンウエルス銀行は、毎月「$4ドル/月」の手数料が発生します。詳しい利用料金に関してはコモンウエルス銀行のサイトを必ずご覧ください。
- 30歳未満の方が手数料免除の対象です
-
Rates and fees
学生ビザ編 コモンウエルス銀行の仮開設の手順
はじめに、オーストラリアのコモンウエルス銀行のウエッブサイトへアクセスします。スマホでもOKです。海外から到着する方向けの「moving-to-australia」というページから口座の仮開設をスタートします。
仮開設に必要な情報
- オーストラリア到着予定日、または到着した日
- 日本の住所、またはオーストラリアの住所
- 日本の携帯番号、またはオーストラリアの携帯番号
- オーストラリアの銀行の支店を選択(どこがいいか選んでおく)
- キャリアメール以外のメールアドレス
- パスワードを作成するので、考えておく。「8桁以上で16桁以内」と「数字と文字を最低一つは入れる」
Student Everyday accountへアクセス
その後は以下の手順ですすみます。学生ビザの場合は、
- Bank Accounts >
- Open account >
- Student Everyday account >
の順でクリックします。ワーホリビザの場合、everyday Accountをクリック。
(観光ビザで銀行口座が開設できるかは?です)
- オーストラリア入国予定日、または到着した日は「日日/月月/年年年年」の順番で入力します。
- 例:30/01/2023
オーストラリア到着14日前、または、到着後3ヶ月が経過している場合はエラーが表示されます
- 過去3ヶ月にオーストラリアに到着している必要があります
- オーストラリア到着が14日以内である必要があります
次に名前などを入力します。ここでの注意点は
- First NameとLast nameを間違えない。パスポートと同じスペル。
- Middle nameはある人だけ入力、ない人は空欄。
次にEメールアドレスを入力します。ここでの注意は、docomoやsoftbankのキャリアメールは、海外からのメールを受信しないことが多いので、利用は避けてください。
仮開設が問題なく完了すると、メールが届きます。メールが届かない場合は、「迷惑メール」を確認してみてください。
オーストラリアの携帯番号がない人は、日本の番号を入力。オーストラリア到着後に銀行支店で本人確認をするときにオーストラリアの携帯番号を提出して変更してください。
現在の住所を入力。日本から申請している人は、日本の住所を入力。
次に「どこの銀行支店へ本人確認のIDを持っていくか」の選択をします。
state:オーストラリアの州を選択します。シドニーならNSW, ブリスベンからQLD、メルボルンならVICなどなど
その後、銀行の支店を選択。学校へ行く人は学校の近くを選択して、学校が終わった後に銀行へ行けるようにしましょう。
最後にオンラインで自分の口座へログインするためのパスワードを作成します。
「8桁以上で16桁以内」と「数字と文字を最低一つは入れる」ことが必要です。
忘れないようにしてください。
OKを押すと、注意分が表示されるので、下までスクロールして「Accept and open now」
をクリックすると、仮開設が完了します。
ワーホリビザ編 コモンウエルス銀行の仮開設の手順
ワーホリビザの場合、学生ビザとは違い、追加情報としてビザの種類や仕事、お給料などの質問に回答する必要があります。
Everyday accountへアクセス
- The Commonwealth Bank of Australia : moving-to-australia
その後は以下の手順ですすみます。学生ビザの場合は、
- Bank Accounts >
- Open account >
- Everyday account >を選択
の順でクリックします。
学生ビザのステップと同じで、名前やメルアドを入力していきます。
次に、ビザの種類を選択します。ここでは、働くことができるビザの種類が表示されます。ワーホリの方は、Working Holiday Makerを選択してください。観光ビザやETAなどの方は、Otherを選択してください。(観光ビザの方で銀行口座の開設ができるかどうかは銀行の支店にてお問い合わせください。トラトラでお答えすることはできません。)
次に職業を選びます。アンケートのようなものですので、後で証明を提出することはないです。現在働いてない方は、
- Unemployed
- Other
などを選択できます。
日本で看護師をしていて、1年間ワーホリでオーストラリアに行く人は以下のこんな感じでもOK
次にお給料を聞かれます。
- 「Up to$100,000」 = 0円〜950万円くらい
- わからない人は, i don’t knowを選択
最後にオンラインで自分の口座へログインするためのパスワードを作成します。
「8桁以上で16桁以内」と「数字と文字を最低一つは入れる」ことが必要です。
仮開設が問題なく完了したらWelcome letter が表示されます。
「Read and Print」ボタンを押すとWelcome letter = ウエルカムレターが表示されます。これを印刷、または写メを撮って本人確認の際に持参してください。
- 「Read and Print」ボタンを押して内容を印刷、または写メを撮る
- 印刷できない方は、写メを本人確認の際に銀行スタッフに見せればOK
- ボタンを押せなかった人は、画面の一番下のBSB、Account Number の部分を写メを撮る
- この部分を本人確認の際に銀行のスタッフさんに見せてください
ウエルカムレター
メールで届く内容
Welcome to Netbankというメールがコモンウエルス銀行から届きます。
エラー画面が表示されたら?
仮開設の完了後にエラー画面が表示されることがよくあります。エラー画面が表示されたら、
- もう一度仮開設を行う
- 仮開設は諦めて、銀行の支店へ直接行く
- 1日後に再度トライする
エラーが表示された後、2回目の仮開設の登録で問題なく仮開設ができる場合もあります。
銀行口座の仮開設完了後の手順
仮開設が終わると、オーストラリア入国まで特に行う作業はありません。すでにオーストラリアに滞在している人は、銀行支店へ行って本人確認を行うことが可能です。
ウエルカムレターを印刷または、写メとる
- 「Read and Print」ボタンを押して内容を印刷、または写メを撮る
- 銀行での本人確認の際に銀行スタッフに見せます
- 撮れなかった人は、メールをみせてもOK
メールを確認
仮開設が終わると、メールをチェックしてコモンウエルス銀行からメールが届いているか確認。迷惑メールも必ずチェックしてください。日本から申請している人は、海外からのメールなのでブロックされているおそれがあります。その場合は、オーストラリア到着後、銀行の支店で再度メールアドレスをチェックしてもらいましょう。
詐欺メールに注意
英語で届く詐欺メールに注意してください。銀行、政府、郵便などの機関が個人情報や暗証番号を求めることはありません。メールの中のリンクをクリックしたりすることは危険です。詐欺です。
本人確認のために支店へ
オーストラリア到着後、仮開設の際に指定した支店へ、本人確認のために行く必要があります。銀行での本人確認は、仮開設をしてから20日以内に行ってください。
- 「Hello, I opened bank account online. I have my ID.」
- オンラインで口座を仮開設したことを伝えてください。IDもあります。
以下の情報を忘れずに持参してください。
- ウエルカムレター、または銀行から送られてきた、仮開設完了後のメール
- パスポート
- 学生ビザの人はCOE入学許可書も必要
- 日本のマイナンバー
- オーストラリアの住所
- オーストラリアの携帯番号
銀行の支店へ行く時間をチェック
オーストラリアの銀行は、通常の場合、月〜金で9−16時で営業してます。週末や祝日はお休みです。支店によって営業時間は若干変わりますので、Googleマップなどでチェックしておくと安心です。年に1回バンクホリデー(bank holiday)という、銀行だけがお休みの祝日があります。それは各州によって曜日が違います。
オーストラリアでは、お店が閉まる閉店間際に行くと入店を断られることが多いです。「お店が17時に閉店の場合=17時にスタッフお店を出て家へ帰る」です。銀行が16時に閉店する場合、14時とか、遅くても15時には支店へ行きましょう。15時30分とかだと「明日また来て」と断られます。
銀行のカードの郵送先を決める
オーストラリアの住所がある方は、銀行のカードをその住所へ送ってもらうように変更をお願いしてください。住所が不安定な方は、支店へまた取りに来ることを伝えて、OKであれば、1、2週間後に再度支店へ銀行のカードを取りに行ってください。
- 「Can I please come back to this branch to pick up my bank card?」
- ここの支店に戻ってきて、銀行のカードを受け取れますか?
- bank card = 銀行のカードのことをたまにdebit card = デビットカードと呼ぶこともあります。
銀行の支店によって、支店でのカード受け取りがOKな場合とそうでない場合があります。またスタッフでも対応が違うので、支店へ行った際に確認する必要があります。
ネットバンク、アプリのログインをテスト
オーストラリアの銀行は、基本的に通帳はないのでオンライン、またはアプリで口座を管理します。自分の口座にログインできるか、または、スマホにアプリを入れて確認できるか銀行でチェックしておくと安心です。
コモンウエルス銀行のスマホアプリ
仮開設が終わり、銀行の支店での本人確認が完了すると、お金の入金や、オンラインで自分の銀行口座の確認が可能になります。
本人確認の際にネットバンク、またはアプリのインストール方法を聞いておきましょう。
コモンウエルスのオンラインに関しては、「ネットバンク」と呼ばれています。本人確認の際に、ネットバンクにログインするIDを教えてくれます。
スマホの場合、アプリをインストールすれば、口座を見ることができます。
ネットバンクも、アプリも本人確認が終わるまでログインできません。
アプリはスマホにインストールしておくことはできますが、設定は銀行の支店でスタッフの人と一緒に行う必要があります。
仮開設の時に登録した情報を変更したい
仮開設を行うページで入力した情報が間違っていた場合など、情報を変更したい方は、銀行の支店へ行った際に変更ができます。仮開設で入力した情報を変更する画面はありません。。。メールアドレスが間違っていた、または登録完了のメールが届かない。などなど、銀行支店での本人確認の際に情報を変更をお願いします。
オパールカードとしても利用できる
シドニーの場合、コモンウエルスの銀行のカードがOPAL CARD「オパールカード」の代わりとなり、電車やバス、トラムなどを乗車する際に利用できます。シドニー以外の都市でも、バスや電車に乗る際に利用できるので、旅行中も便利です。
日本のコモンウエルス銀行で対応してくれる?
ネットで検査していると、日本にもコモンウエルス銀行の支店がありますが、こちらは投資を目的とした支店らしくて一般の方向けのサービスはされてないようです。。。
銀行で使う英単語集
オーストラリアの銀行でよく使う英単語をご紹介します。
- Bank account = バンクアカウント=銀行口座
- BSB = ビーエスビー = 支店番号
- Account number = アカウントナンバー = 口座番号
- Client number=クライアンドナンバー=オンラインでログインする際のユーザーID
- Bank name = バンクネーム=銀行名
- Swift code = スイフトコード = 海外送金に必要な番号
- Deposit = デポジット = 入金
- Withdraw = ウィズドロー = お金の引き出し
- ATM = エーティーエム =ATM
- Eftpos card = エフトポスカード=銀行カードのこと
- Bank card = バンクカード=銀行カードのこと
- Credit card = クレジットカード
- Monthly charge = マンスリーチャージ=月々の費用
- Tap and Pay = タップ アンド ペイ=カードを差し込まなくてもかざすだけで支払う方法
- Scam =スキャム = 詐欺
- transaction =トランザクション=引き落とし
- savings accounts =サイビングスアカウント=貯蓄口座
- Term Deposits=タームデポジット=定期預金
- NetBank = ネットバンク=オンラインで口座を確認すること
- Interest = インテレスト=利子
- CommBank app = コムバンクアップ=銀行のアプリ
銀行で使う英語文
I would like to deposit into my account please. i have my bank card and ID.
(口座に入金したいです。銀行のカードとIDはあります。)
I would like to withdraw from my account please. i have my bank card and ID.
(口座からお金を引き出したいです。銀行のカードとIDはあります。)
I don’t recognise this transaction. Please cancel.
(これは身に覚えのない引き落としです。キャンセルをお願いします。)
Can I please come back to this branch to pick up my bank card?
(ここの支店に戻ってきて、銀行のカードを受け取れますか?)
Hello, I opened bank account online. I have my ID.
(オンラインで口座を仮開設しました。IDをもってきました)