2018年現在アルパカちゃんたちは、「O’Reilly’s Canungra Valley Vineyards」 という場所に移動して営業しています。こちらのfacebookをご覧ください。
森を歩いて何が楽しいの?
熱帯雨林といっても素人には「森」という感じです。そんな「森を歩いて何が楽しいの?」といつも思っていた私が本当に感動しました。。。自然ってすごい。でもこの感動は、おそらくツアーガイドさんが良かったからだと思います。
人気エコガイドさん
veltraなどツアーをレビューするサイトでも書いてありましたが、グリーンマウンテンのガイドさんはとっても気さくなおじさんです。エコガイドの資格を持っていて、とにかくグリーンマウンテンとアルパカの知識が豊富で、世間話をするように楽しく案内をしてくれました。自分でレンタカーで行って森の中を歩いても同じ感動(感動というか関心)はなかったと思います。
スケジュール
スケジュールに関してはこちらのツアーページをご覧ください。
[get_travel id=”2126″]アルパカ牧場
Mountview Alpaca Farm には、アルパカさんが20数頭住んでいます。2016年11月には小さなアルパカの赤ちゃんも生まれました。朝8時ちょっと前に、ツアーガイドさんが宿泊先ホテルまで迎えに来て、そのまま約1時間ひたすら山道を登り続けます。。。ヘアピンカーブが何度もあり、対向車に道をゆずるためにストップしたり、ここですでに私は車酔いをしてしまい、ゲロゲロゲロ〜。
ツアーガイドさんが車を止めてトイレ休憩を入れてくれ、ちょっと気分がよくなるとまたゲロゲロ〜。途中野生のワラビーをみつけてくれたので、ちょっと気がはれましたが、またゲロゲロ〜。気を紛らわすためにワイナリーで写真を撮ったり、色々気を使わせて申し訳なかったです。
アルパカ牧場は、トイレも有り、お土産屋さんもあり、ちょっと休憩する展望台もあり、安心しました。
オーストラリアの夏は、アルパカにはあつすぎるようで、毎年夏になるとアルパカの毛をバリカンでカットして涼しくしてあげるようです。想像していたアルパカのイメージとはちょっと違い、馬に近い感じでした。私達がアルパカ牧場に到着した頃には、すでにドイツや中国の家族がアルパカに餌をやっていて、子供たちはキャッキャはしゃいでました。アルパカの餌は、お土産屋さんで購入できます。
中国の家族が家から持ってきたような食パンをアルパカちゃんにあげていると、かかりのスタッフさんがきて「パンは消化できないので、窒息したりするからちゃんと餌を買ってあげないとだめだよ」と注意していました。
ツアーガイドのおじさんはアルパカ牧場のスタッフさんとも仲がいいらしく、私達がアルパカの写真をとっていると「もっと近づいて撮っていいよ」とか、「こっちのアルパカの方がおとなしいからそこに並んで!写真取ってあげるよ」とかいろいろ世話をやいてくれました。
アルパカにタッチ
手慣れた手つきでツアーガイドのおじさんがアルパカに手綱をつけて引っ張ってきてくれました。意外とデカイのでちょっとびっくりしましたがアルパカの背中は毛を切ったあとでもすでにフサフサ!首筋もおでこも毛だらけ〜でっかい目が馬みたいだけど、体は羊さんです。首がなが〜いので肩がこりそう。
アルパカ牧場には展望台もあり、山の上から眺める風景は最高です。
ラミントン国立公園
アルカパ牧場のあとは、更に山道をバスで登り、ラミントン国立公園へむかいます。この辺一体はぜ~んぶ世界遺産の熱帯雨林のなかなので、どこから世界遺産なのかわかりません。それよりさらに山道が険しくカーブするのでまたゲロゲロ〜車酔いです。。。
ユーカリから熱帯雨林へ
途中野生のコアラが時々いますよ〜という場所を通り過ぎると、一気に周りが薄暗くなります。(野生のコアラは残念ながら見つけることができませんでした。大人より子供のほうがみつけれる確率は高いそうです)。これまでは、オーストラリア独特のユーカリの木でできた山道をバスは走っていましたが、途中から熱帯雨林へとかわります。ユーカリの木は他の木を寄せつけないようで、ユーカリの木がある場所にはユーカリの木しかないそうです。
それに比べて、熱帯雨林には、たくさんの植物が密集して、太陽をめがけて伸びているため、地上にまで太陽はとどきません。もちろん気温もぐーんと涼しくなります。
ブルーマウンテンとの違い
シドニーといえば世界遺産ブルーマウンテンですが、ゴールドコーストのグリーンマウンテンとはどう違うかツアーガイドさんに聞いてきました★ブルーマウンテンはユーカリの木からできている森で、ユーカリの木から発生される油分が太陽の光にあたると森全体がブルーに見えるそうです。一方グリーンマウンテンは、まさに緑の森です。ユーカリの木ではなく、たくさんの植物が密集して森を作っています。世界最古の緑の森ともいわれています。
ユーカリの木がないので、グリーンマウンテンにはコアラは生息しません。
O’Reilly’s Rainforest Retreat
世界遺産の森を頂上目指してバスで登っていくと、目的地の「O’Reilly’s Rainforest Retreat」というホテルに到着します。世界遺産の森のなかにあるホテルとして有名だそうです。ホテルには宿泊客用のエリアと、ゲスト用のエリアで別れています。私たちはツアーガイドのおじさんについていって、ゲスト用の展望台でランチを食べました。展望台からの眺めは爽快で、トイレもあるので、ゆっくり休憩ができます。
展望デッキでランチ
世界遺産グリーンマウンテンを一望できる展望台のレストランでランチをいただきました。通常チキンパイとラミントンだそうですが、この日はハムのサンドイッチとラミントンです。
車酔いで食欲がなかったです。でもここからの眺めは最高! 世界遺産の緑の森を一望できる展望デッキのランチは今でも思い出に鮮明に残ってます♫
世界遺産の森へ
ランチのあとは、4WDのバスに乗り込んで森の中へ進みます。探検隊になった感じで薄暗い熱帯雨林のなかをどんどん進みます。
森の中は肌寒い。。。太陽の光が届かないのでいつでもちょい寒だそうです。空気はきれいで、こころが癒されます。パワースポット間違い無し!
バスが停まったところから、TREE TOP WALKを楽しみました。世界遺産の森を人間の足跡でダメージしないように、10数メートルの空中の木の枝と枝の間に橋をかけて、その上を歩く感じです。これ、ゆっさゆっさゆれて最初はドキドキです。
ここでもガイドさんが世界遺産の説明やここに生息する動植物の解説をおもしろおかしく入れてくれます。もしバス酔いなどでさらに4DWのバスに乗るのがダメな方は、ランチを食べた展望デッキから行けるTREETOPWALKもあるそうです。
ゴールドコースト帰着
結局ゴールドコーストに戻ったのは5時過ぎでした。私達がツアーに参加した日は平日で特に渋滞に遭遇しなかったので帰着は早いそうです。週末はもっと混むので帰りが6時になったりするそうですので、次のツアーとのスケジュールも考えて予約する必要ああります。
ゴールドコーストといえばサーフィン!というイメージですよね。「サーファーズパラダイス」というビーチがあるくらいですからね!しかし、最近ではビーチだけではちょっと物足りない。。。という方が増えているせいか、世界遺産の熱帯雨林を観光するツアーの人気が高まっています! ツアーガイドの方が楽しいおじさんだったのでとっても充実した1日でした。ゴールドコーストのリピーターの方にもおすすめできる1日です。
2017年5月2日にアルパカ牧場の閉鎖が決定いたしました。こちらのツアーはスケジュールを変更して催行しております。5月2日以降はアルパカ牧場に立ち寄りませんのでご注意ください。アルパカ牧場へ行かない代わりに、ホームメイドパイがローカルに人気なカフェ、「Outpost Cafe」での休憩となります。
2018年現在アルパカちゃんたちは、「O’Reilly’s Canungra Valley Vineyards」 という場所に移動して営業しています。こちらのfacebookをご覧ください。