参加したツアー
Hi, how‘s it going?
トラトラで1か月インターンシップをさせて頂いているMEIです。名前の由来は5月生まれだから?とよく聞かれますが、その予定だったのに4月に生まれてしまいました!友人からは生まれつきのKYと言われます…
そんな私は今、大学の長期休みを利用してシドニーに滞在しています。これまでにイギリスとカナダに語学留学経験がありますが、どちらとも郊外でのホームステイと語学学習のみだったので、海外インターンシップは初めてです。
また、私は福岡の地方出身なので、都会に滞在することに少し不安もありましたが、シドニーは活気がありつつも、のんびりとした雰囲気もある素敵な都市で、すでにまた来たいな~と思っています。滞在して2週間経っても道に迷ってしまいますが、誰かしら助けてくれるので毎日楽しく過ごしています!
さて、今回はインターンシップの一環として、楽しい日本語ガイドで好評の『ジェノラン鍾乳洞とブルーマウンテンズツアー』に参加させて頂きました。私が参加したのは2月下旬で、シドニーでの気温が27度、とても快晴の日でした!
このツアーで回るのは、シドニー観光では外せない有名な観光地ですが、先日からの大規模な山火事や、大雨による洪水の影響を心配される方も多いと思います。そこで、今回このツアーに参加してみて感じたこと、災害の影響や各地の現状、それに伴うツアーの変更点なども併せてお伝えしていこうと思います!
それでは、まずは今回のツアーの行程を紹介します。
[get_travel id=”722″]ツアー工程表
ツアースケジュールは、その日の天候やガイドにより随時変更します。安全のための考慮です。こちらのスケジュールはあくまでも参考としてご覧ください。
AM6:45 |
---|
各集合場所に集合 |
AM6:57 |
バスに乗車 |
AM8:18 |
リンカーンズ・ロック(25分間) |
AM9:05 |
シーニックワールド(90分間) |
AM10:40 |
エコーポイント(20分間) |
AM11:10 |
ランチにミートパイ |
PM12:35 |
ジェノラン鍾乳洞(120分間) |
PM17:50 |
シドニー市内に到着 |
日本語ガイドツアーの感想
今回は、楽しい日本語ガイドのツアーに参加させて頂きました。オーストラリアの観光名所の1つであるブルーマウンテンズとジェノラン鍾乳洞、シーニックワールドを訪れ、1日有意義な時間を過ごすことができて本当に楽しかったです!自力ではいけないような場所にも行くことができるし、それぞれの場所にまつわるお話も聞けるので、充実した1日を過ごせました。
ただ、この1日の歩数は「12000歩」程だったので、ご年配の方や小さいお子様は少し疲れてしまうかもしれません。ブルーマウンテンズの絶景写真を撮れる穴場スポットのリンカーンズ・ロックと、スリーシスターズを見ることができるエコーポイントは、バスで近くまで行けるのでほとんど歩く必要がなく、どなたでも楽しんで頂けます!
お子様連れや、ご年配の方で、この日本語ガイドツアーに参加されたい場合は、シーニックワールドに行ったときに、熱帯雨林を歩かず、お土産ショップを見たり、カフェで休憩されると良いかもしれません。シーニックワールドへの入場はオプションなので、当日の健康状態や気分で決められます。
シドニーの観光名所であるジェノラン鍾乳洞とブルーマウンテンズを、最大限に楽しめるジャックさんの日本語ガイドツアー、ぜひ参加してみてください!!
今日の日本語ガイドさんは
AM6:50 各ホテルに集合、ピックアップ
ツアー参加者は、朝の6時30分~7時の間で、シドニーの主要なホテルでピックアップしてもらいます。私はタウンホール駅から徒歩5分程のところにあるヒルトンホテルシドニーpitt street側の玄関前でピックアップしてもらいました。お迎えに来てくれるバスには「ジャックさんツアー」の赤いロゴが入っているので分かりやすかったです。
バスから降りてきたのは、ジャックさん!…ではなく、クリスさんでした。クリスさんも日本語がとても流暢に話せる、ダジャレが好きな陽気で面白いガイドさんです。
この日の参加者は11人。みんなでバスに乗りこみ、「ジェノラン鍾乳洞とブルーマウンテンズツアー」いよいよ出発です!
超穴場で絶景 リンカーンズ・ロック
AM8:18 リンカーンズ・ロックに到着 所在地はこちら
リンカーンズ・ロックはキングステーブルランドにあり、以前は、フラットロックと呼ばれていました。ホテルから1時間半程かかりますが、移動のバスの中ではクリスさんがツアーの1日の流れや、ブルーマウンテンズにまつわる伝説などを面白く説明してくれます。もちろん日本語で全て説明してくれるので、全く退屈しませんでした。また、ある程度話が終わったら、眠くなる音楽をかけて睡眠時間もくれます(笑)
標高が930m程あるにも関わらず、平らな崖に柵はありません!ブルーマウンテンズの山頂とほぼ同じ高さから眺める景色は格別でした。ガイドさんが最高の角度から記念写真を撮ってくれるので、インスタ映え間違いなしです。
世界一急なトロッコ乗車
AM9:05 シーニックワールドに到着 公式サイトはこちら
リンカーンズ・ロックからシーニックワールドへは20分程で着きます。まずは、トイレ休憩をはさみ、シーニックワールドに行くか、近くをハイキングするか選ぶことができます。シーニックワールドは44ドル追加料金がありますが、私はぜひ行ってみてほしいと思います。なぜなら、シーニックワールドには世界で一番傾斜が急なシーニック・レイルウェイ(トロッコ列車)があるからです!
その傾斜はなんと驚きの52度!怖い方は手元のスイッチで傾斜を44度に下げることもできますし、もっとスリルが欲しい方は64度まであげることもできます。私は52度のまま乗りましたが、スリルを感じつつも、絶叫系が苦手な私でも安心して楽しめました。
その後はクリスさんにガイドして頂きながら、温帯雨林の中を散歩します。シーニックワールド内は、日本でいうと屋久島のような感じで木が生い茂っており、マイナスイオンを感じられリフレッシュできました。
また、施設内にはカフェや大きなお土産ショップもありました。この日はお土産を見る時間も20分ほど取ってくれました。
世界遺産ブルーマウンテンズを一望
AM10:40 エコーポイントに到着 所在地はこちら
シーニックワールドから10分ほどでエコーポイントに到着しました。ここでは、シドニー観光で外せない世界遺産のブルーマウンテンズを一望でき、有名なスリーシスターズを写真に収められるので、たくさんの観光客で賑わっていました。視界いっぱいに広がる絶景に感動です!!この日は天気に恵まれ、空の青さと緑のコントラストがとても綺麗でした。
展望台が2つあり、坂道を下って下の展望台に行けば、より近くでスリーシスターズをバックに写真を撮ることができます。この日は少し時間が押していたので、20分ほどの滞在でした。
また、次目指すポイントのジェノラン鍾乳洞までは1時間30分程かかりますが、途中でトイレ休憩はないので、必ずお手洗いを済ませておきましょう。
移動中にミートパイ
シーニックワールドまでお昼を待つと時間が遅くなるということで、クリスさんおすすめの 「Hominy Bakery 」というお店のミートパイをバスの中で移動中に頂きました。焼きたてでアツアツのミートパイはとてもおいしかったです。
1つ6ドル追加で支払うことになりますが、大きさも結構大きいので大満足でした。こちらを食べながらジェノラン鍾乳洞に向かいます。
世界最古 ジェノラン鍾乳洞
PM12:35 ジェノラン鍾乳洞に到着 所在地はこちら
ジェノラン鍾乳洞は、山火事と土砂崩れの影響で2019年12月19日から閉鎖していましたが、2020年2月25日に営業を再開されたそうです。山肌には土砂崩れの爪痕がまだ少し残っていました。それに伴って、鍾乳洞内でも制限があり、全てのエリアに行けるわけではありませんでした。また、レストラン自体はまだ完全に復活していませんでしたが、軽食とドリンクは販売されていました。
ジェノラン鍾乳洞は、世界最古の鍾乳洞であり日本の秋吉台などの鍾乳洞とは違って縦に長い形をした鍾乳洞だそうです。そのため、鍾乳洞の中はずっと細い階段を上り下りしながら見ていきます。通常は施設の方が、鍾乳洞について英語で説明をしてくださるそうですが、今回のツアーでは特別に、鍾乳洞についてクリスさんが日本語で面白く解説しながら中を案内してくれました。
鍾乳洞探検は1時間半ほどありますが、退屈することもなくあっという間に時間が過ぎました。長い年月をかけて作られた鍾乳洞の壮大さに、言葉が出ませんでした。
持ち物と服装
ここからは、実際に参加して、必要だと思った持ち物や服装について紹介していきます。
- 足元は必ず長ズボンに運動靴
- 気温に合わせて調節のできる格好を
- 懐中電灯があると便利
まず、シーニックワールドやジェノラン鍾乳洞の入り口までは、舗装された道ではありますが、森の中を歩くことになるので、虫刺され予防のために長ズボンのほうが良いと思いました。それに加えて、鍾乳洞はとても滑りやすく道も狭いので歩きにくいです。必ず滑りにくい運動靴で行くことをおすすめします。
次に、リンカーンズ・ロックやエコーポイントは日差しが強くとても暑かったですが、ジェノラン鍾乳洞は16度と肌寒いので、1日を通して気温差が激しいです。そのため調節のできる格好で行くことをおすすめします。私が参加したのは、2月の下旬で快晴の日でしたが、シーニックワールドとジェノラン鍾乳洞では、半袖に薄手の長袖を羽織っていてちょうど良かったです。
最後に、鍾乳洞内には電気がなくとても暗い場所もあり、歩くのが怖いと感じる箇所がありました。懐中電灯があると歩きやすくなるので便利だと思いました。
まとめ
私がこのツアーに参加してみて、一番お勧めしたいと思ったことは、日本語ガイドといっても現地の方が日本語で説明してくれるという点です。この日、各観光地で日本人のガイドさんと回っているツアーも多く見かけましたが、ジャックさんやクリスさんのようなテンションで案内してくれたほうが、こちらの気分も高まるので楽しさが倍増すると思いました。
天候などに合わせて、臨機応変に対応してくださるので1日を通して退屈な時間がありませんでした。移動範囲が広いので、バスに乗っている時間も長くなりますが、アボリジニの音楽を聴いたり、乗客一人ひとりの好みに合わせて、夜ご飯のお店を提案してくれたり、移動中にもたくさんの工夫があったので終始楽しめました。このようにガイドさんとの距離が近いことで、参加者同士のコミュニケーションも増え、和気あいあいとした雰囲気で回れたことも楽しかったです。
ぜひ、この『楽しい日本語ガイドで行く!ブルーマウンテンズとジェノラン鍾乳洞ツアー』にご参加ください!!