ROCKS / シドニー工業地帯のブリュワリーで出来たてクラフトビールを楽しもう@アレクサンドリア

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こんにちは、今日も元気にkonimaruがお送りします。今回はトラトラブログビール特集でもお初、ブリュワリー併設パブから出来たてクラフトビールをご紹介いたしますのでお楽しみに〜〜!

ROCKS BREWERY BARに行ってきました!

さて、今回お邪魔したROCKS BREWING. COは、アレクサンドリアというシドニーの倉庫街、工業地帯に位置します。

シドニーの中心からのアクセスも良好!Central駅からT2線に乗って2駅、Mascot駅を降りてBurouke通りを右に直進、約10分ほどで到着します。

このアレクサンドリアという地域、シティから15分圏内、シドニー随一のカルチャータウンであるニュータウンからも近い好立地でありながら、なかなかツーリストやワーホリメーカーには知られていないかもしれません。

しかし近年、おしゃれなカフェが続々と出店していて話題の地域なんです。

中でもトラトラブログでも特集したThe Groundsは、シドニーっ子なら知らない人のいないほどの超話題カフェ。

The Groundsでブランチを楽しみ、午後はロックスブリュワリーバーでクラフトビール、という休日はしごコースもオススメですよ!

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さてさて、今日ご紹介するロックスブリュワリーは、6年間のビールの試作期間を経て2014年にオープンしました。

こだわりは、大麦、ホップ、水とイーストのみから醸造されるビールのナチュラルさと、少量の水でモルトから糖分を採取することを可能にするという特殊なブリュワリーシステム。

環境に優しいだけでなく、わたしたちもより新鮮なビールを楽しむことができるというというのだから、嬉しいですよね。

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日曜日の昼下がり、テラス席はなにやら家族連れやバースデーパーティーの集団で賑わっております。

公園のように広く緑があふれたテラス席では、赤ちゃんがハイハイしていたり、ペットのワンちゃん達が悠々自適に歩き回っていたりと、オーストラリアらしいのんびりした休日気分を味わうことができます。

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さて、本日いただけるタップビール10種類は、もちろんどれも併設のブリュワリーで作られたもの。

できたてほやほや、新鮮です。

そうそう、こちらのオリジナル銘柄のビールは、ちょっと風変わりなんです。

ボクサーレッドエールにハングマン(首吊り男)ペールエール、ブッチャー(肉屋、殺人者という意味も)ポーター、ガバナー(植民地統治者)ゴールデンエールにコンヴィクト(服役者)ラガー…。

血の匂いがします。おどろおどろしいですが、統一感があって面白いですよね。

さあ、わたしたちも早速ビールを注文することに。くうう、喉が渇いた〜〜!

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COMUS SUMMER / ROCKS BREWING Co

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本日1杯目にいただいたのはサマーエール。

30度を超える暑さですから、ついついすっきりとしたビールに手が伸びてしまいます。

と、早速飲んでみると…あれ、意外とずっしりと重たい感じ。

先週飲んだ4PINESのサマーエールと比べると、フルーティーな甘さや爽快感は圧倒的に控えめ、内にこもるような強い酸味が口に残ります。

うーん、美味しいけれど、好みが分かれる味かもしれません。

サマーエールを語るからには、すっきりゴクゴク飲みやすいビールであってほしい、と個人的には思ってしまいました。

ZOIGL / ROCKS BREWING Co

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気分を変えて、2杯目にいただいたこちらはZOIGLという銘柄のドイツビール。

なんとこちら、2017年1月17日にリリースしたばかりという、正真正銘できたてほやほやの新製品です。

このビールの名前になっているZOIGL(ツォイグル)ですが、元々ドイツのラガービールの種類の内の一つで、南ドイツのフランコニアとチェコ共和国の間の地域でのみ醸造されている地域性の高いビールを指すそうです。

中世後期より、ツォイグルは職人達の家で醸造・販売されていて、そうした個人醸造家たちは目印として、ダビデの星にも似た六芒星を軒に下げていたのだとか。

さて、早速飲んでみると、ラガービールらしくクセが無くとても飲みやすい!

赤みの強い見た目から、レッドエールのような香ばしくパンチの効いた感じを想像していたのですが、みずみずしく軽やかでありながらほんのりキャラメルのようなビターな甘みも感じることができ、あっという間に飲みきってしまいました。

六芒星をぶら下げてツォイグルを求める人たちを誘った中世の醸造家たちの精神を受け継いで、ロックスブリュワリーも「さあ、ビールを醸造したよ、飲みにおいで!」とわたしたちに誘いかける、そんな思いを込めてこのビールにZOIGLと名付けたのかなと、そんなことを考えました。

THE GOVERNOR / ROCKS BREWING Co

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3杯目は、このブルワリーで1、2を争う人気商品だというゴールデンエール。ゴールデンエールは、クラフトビール天国のオーストラリアでもかなり製造数が多く、人気の高い種類のうちの1つだといいます。

黄金に透き通ったグラスが陽の光を通してキラキラと眩しく、見た目にもなんとも美味しそうです。

(美味しそうなあまり写真を撮る前に一口飲んでしまいました。ごめんなさい。笑)

こちら、飲んだ瞬間にマンゴーだ!と思いました。

もちろん実際にマンゴーが使われている訳ではないのですが、単純な甘みとも酸味とも少し違う、華やかでトロピカルなホップのアロマが口に広がり、少しの苦みとともに着地します。

それでいて飲み口はとても軽いので、ゴクゴクと一気に飲めてしまいます。

女性やビールが苦手の人にもおいしく飲んでいただけること請け合い。

暑い夏にイチオシの一杯です!

HILLS CLOUDY / The Hills Cider Company

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おっとこれは…ビール…ではありません!

そう、アップルサイダーです。

ビールブログでサイダーを紹介するなんて邪道だ、ですって??

いえいえ、オーストラリアではアップルサイダーや洋梨サイダーをはじめとしたフルーツサイダーの人気がとても高く、パブに行くと1種類はタップのサイダーを置いていることが多いんです。

ビールが苦手だから、パブやブルワリーにいっても楽しめないかもしれない…と思っている方もご安心ください。

さて、アップルサイダーには大別して、ドライで甘みの少ないものと、リンゴジュースに近い甘くて濃厚なものの2種類があるように思いますが、今日いただいたHILLS CLOUDYは確実に後者でした。

100%アデレードで収穫されたものだというリンゴの甘い香りがふわぁっと広がり、のどごしもこっくりと濃厚。

ジュースみたいにたくさん飲んで簡単に酔っ払ってしまいそうです。笑

今日のおつまみ

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野菜を食べたい!と思ってオーダーしたポークベリーサラダは、ポークベリーの存在感が大きすぎて野菜が付け合わせのようになってしまっていますが、パクチー等のハーブ類やナッツを和えたコールスローサラダが美味しかったです。

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2品目は、Mac’ N Cheese (マックンチーズ)といういわゆるグラタン。短く小さいマカロニに、たっぷりのホワイトソースとチーズ、スモークベーコンがかかっています。

このこってりが、意外とさっぱりとしたクラフトビールに合うんです!おすすめの一品です。

まとめ

今回何よりもびっくりしたのが、ブリュワリー・パブでありながら家族連れのお客さんがとても多かったこと。

そして朝の営業時間も早く、月〜木曜日は9時・金〜日曜日は8時からオープンしているのだとか。

お酒を提供する場所でありながら、ある時は周辺の倉庫街で働く人たちの食堂として、ある時は犬の散歩やランニングの途中にふらりと立ち寄るカフェとして、またある時は家族連れやお年寄りの憩いの公園として、シドニーで生活する人たちの生活を彩る開かれたスペースなのだと改めて実感しました。

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店舗情報:ROCKS BREWERY BAR

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飲み会:開催は2週間に1回
場所:トラトラに5時に集合して歩いてバーへ
会費:飲みたい/食べたいぶんだけ各自購入
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