デファクトビザ準備セミナー
場所:トラトラ
日時:2017年6月21日
時間:16~17
担当:政府公認ビザコンサルタント
内容:パートナービザ820を申請するときに必要な条件や書類など体験談をもとにお話します。
帰ってきた!
デファクトビザ準備セミナーが帰ってきた!トラトラの無料セミナーの中では一番人気が高いセミナーです! オージーの彼氏や彼女ができたら、将来のためにセミナーに参加しましょう。ビザ申請するときに必要な書類など今から用意しておくと申請するとき楽ですよ♫
デファクトビザとは?
デファクトビザというビザは実はありません。パートナービザのことを通称デファクトビザと読んでいます。ビザの種類や名前は頻繁に変わるので何ビザを申請するかはしっかり確認する必要があります。
Partner visa (subclasses 820 and 801)
パートナービザは、ビザ番号820です。
これを通称デファクトビザとよんでいます。
申請に必要な条件
パートナービザ(デファクトビザ)を申請するには、
オーストラリア人または、
オーストラリアの永住権を保持する人と
結婚しているか
お付き合いしている(約12ヶ月)
必要があります。
申請するときには、結婚しているか、お付き合いしている証拠を政府に提出します。
結婚の証拠とは?
オーストラリア人、またはオーストラリアの永住者と結婚している場合、Marriage Certificate=婚姻届が申請時に必要です。オーストラリアで婚姻届を申請した場合、そのまま政府へ提出できるのでかんたんです。日本のものは英語に翻訳して提出する必要があります。日本の場合、名前が変更されるので、パスポートなど名前を変更しながらのビザ申請になる場合があります。色々面倒になります。(日本で婚姻届を提出していれば、永住ビザを取得するためにオーストラリアで婚姻届を提出する必要はありません。)
デファクト関係の証拠は?
ここからが本題になります。お付き合いしていることを=デファクト関係と言いますが、デファクト関係を証明するために今から証拠を集めておく必要があります。通常12ヶ月間お付き合いしている=パートナービザ申請へすすむ。となりますが、6ヶ月でもパートナービザを申請する方法はあります。
お付き合いしている証拠の例
一緒に家賃を支払っている
旅行に行った写真
共通の銀行口座を持っている
まわりの友達からの証言
などなど特にお金関係は強い証拠となりますので、共通銀行口座はマストです。2つの口座に二人のお給料が入っていて、そこから家賃や食費が支払われていることが重要です。
サポート可能ですか?
お付き合いしている相手がオーストラリア人、またはオーストラリアの永住者だからといって、パートナービザが申請できるわけではありません。
確認すること
−生涯2名までしかパートナービザは取得できない
−1人目と2人目の間には5年間のブランクが必要
結構よく聞くことですが、いざパートナービザを申請しようとしたら、オーストラリア人の彼は以前別の女性にパートナービザのサポートをしていた。。。まず以前のパートナービザの申請状況を確認する必要があります。5年間のブランクが必要なので、その間学生ビザや、観光ビザで期間をつなぐしかないです。
フォーム888 友達からの証言
友人から「この二人は付き合ってます」という証言を得る必要があります。「Statutory declaration by a supporting witness in relation to a Partner or Prospective Marriagevisa application 」という申請書に記入してサインをもらいます。これを「フォーム888」といいます。オーストラリア人、または永住者に書いてもらいましょう。実は私もオーストラリア永住者なので過去に2名の日本人女性のフォーム888を書いたことがります。オーストラリア人と結婚するということで、フォーム888への記入が求められました。二人がどうやって知り合って、将来どのような家庭をきづきたいかなどなど。ふたりとも無事永住権が取得できたので打率は10割です。しかし、、、ガッデム!ふたりとも離婚しましたよ!
特にフォーム888を記入したあと政府から二人の関係を探る連絡はありませんでした。頑張って英文で長文をかいたのに本当に読んでくれたのかな。。。
国内で申請すること
パートナービザ820はオーストラリア国内で申請する必要があります。申請してから取得するまで約2年はかかるビザです。その間オーストラリアを出国することはできません。どうしても出国する必要がある場合、事前に移民局へ行って出国するためのビザを取得する必要があります(オーストラリアに再入国できるブリッジングビザへ変更しておく)。
申請料金65
オーストラリア移民局へ支払う申請料金は、$6865です。例えば、ワーホリビザ申請料金は$440、学生ビザ申請料金は$550なので約10倍以上します。申請料金は返金なしです。申請料金はだれが払う?もちろん彼に払ってもらうのがベストです。
以外の選択
本当にパートナービザ820がベストな選択なのでしょうか? パートナービザ以外でオーストラリアに滞在する方法もたくさんあります。滞在目的をしっかり考えて、適切なビザを申請しましょう。