学生ビザでオーストラリア滞在を延長する方法

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ワーキングホリデー(以下ワーホリ)での1年間の滞在を終えて、もっとオーストラリアで生活してみたい!英語力を伸ばしたい!と思う方も多いのではないでしょうか。

ワーホリビザでの滞在後、ビザを延長する方法として、セカンドワーホリビザを取得する、または学生ビザに切り替えるというものが一般的です。ワーホリビザから学生ビザへの切り替えは、オーストラリア国内からオンライン申請することができます。ビザ申請のためには、パスポート、学校からの入学許可証、健康診断書が必要となります。

ブログに記載されている情報はあくまでも参考として利用してください。オーストラリアのビザ情報(ビザ料金や申請条件など)は、常に変動します。最新情報はオーストラリア政府移民局のサイトまたはトラトラへお問い合わせください。

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どうして学生ビザなのか

学生ビザで滞在を延長する場合、ビザ申請料金や、学費などワーホリの時よりもお金はかかります。しかし、オーストラリアには様々な種類の学校やコースがありますので、自分の予算に合った学費と学びたいコースを選択することができます。オーストラリアの学生ビザでは、働くことも可能ですし、ホリデー期間中に友達と旅行したりと、十分にオーストラリアを満喫できます。

 

学生ビザのメリット

ワーホリビザから学生ビザに切り替える場合、年齢制限などはなく、オーストラリア国内から申請できます。また、学生ビザは複数回延長可能なので、滞在期間終了前にビザ申請を行えば、出国することなく滞在を延ばせます。学習終了後には終了証や、資格を取得することができるので、目に見える成果が得られます。帰国後の就職活動時にも、資格や終了証があることで自信にもなりますし、仕事探しにも役立ちます。

学生ビザのデメリット

学生ビザのデメリットはやはりビザ申請料金や学費、学生健康保険への加入など、ワーホリの時よりもお金がかかるという点ではないでしょうか。2017年2月現在ワーホリビザ申請料が$440に対し学生ビザは$550と少し高くなります。また、ワーホリでは、働く時間の制限がありませんが、学生ビザではホリデー期間中を除き、基本的に2週間に40時間までと働く時間に制限が出てきます。ビザのコンディションも日々変わるため、注意が必要です。通常12週間毎に2〜4週間のホリデー期間がもうけられています。ホリデー期間は時間に制限なく働くことが可能です。

学生ビザでもできること

オーストラリアの学生ビザ保持者には、2週間のうち40時間までの就労が認められています。さらに、学校がお休みのホリデー期間中は制限なしに働くことができます。学校によっては、フルタイムのコースでも週2,3日学校に行くだけでよい場合があるので(ITやビジネス系)、仕事をしながらの勉強も十分可能です。また、ワーホリのように1つの職場に6か月までというルールもないので、滞在期間中1つの職場で働き続けることも可能です。

 

学生ビザでできないこと

学生ビザで滞在するということは、勉強することがメインとなります。そのためパートタイムや、オンラインコースでは学生ビザは降りません。就労制限時間以上の就労も認められません。オーストラリア政府から「学生ビザが取得できる」という認可を得ている学校のコースしか学生ビザで就学することができません。また、コース期間中の指定された出席日数や、決められた単位の取得が困難な場合は、ビザが取り消される可能性もあります。学生ビザでステイする場合は、学生ビザのルールに従って滞在することが条件となります。 

学生ビザ申請までの流れ

学生ビザを申請するためには、学生ビザの申請条件項目を満たしていなければなりません。また、申請時には、学校からの入学許可証、健康診断証明書などが必要となります。ビザ申請前に入学手続きをし、健康診断を受けます。

 

ビザ申請条件

2017年2月現在の学生ビザ申請条件は以下のとおりです。

  • 6歳以上であること
  • オーストラリアでの学校からの入学許可証があること
  • 受講するコースがフルタイムであること
  • 海外留学生保険(OSHC)に加入していること
  • 滞在期間中の資金があること 

(オーストラリア移民局WEBページから参照、翻訳)

学生ビザのための学校選び

ただの学校選びと学生ビザ申請の学校選び

学生ビザで就学できる学校は、政府が認可している3か月以上のフルタイムのプログラムと決められています。オーストラリアには、語学学校、専門学校、大学などが様々なコースを開講しているので、自分に合ったものを選ぶことができます。しかし、学校によっては、留学生を受け入れていないところや、学生の人数が少ない場合はコースを開講しないといったケースもあるので、事前の注意が必要です。

学校選びで気を付けること

学校がスタートした後に後悔しないためにも、事前に学校見学に行くことをおススメします。また、留学情報雑誌や、ウェブサイトから学校の国籍比率や、プログラムの特徴などもチェックできるので、自分の希望にあったコースを見つけられます。例えば、滞在期間を延ばすのが目的という場合は、出席日数が少なく、授業料が安い学校もありますし、スキルを身に着けたいという方には、資格が取れる学校や、職業体験ができるコースもあります。

 

必要な書類

学生ビザ申請時に必要な書類は、以下のものです。

  • パスポート
  • 留学生用健康保険(OSHC)
  • 入学許可証(CoE)
  • GTE Assessment

 

OSHCとは

OSHCとは、Overseas Students Health Coverの略で、オーストラリアに学生ビザで滞在するすべての学生はこの保険への加入が義務付けられています。OSHCを取り扱う保険会社はMedibank Privateや、Alliance、BUPA OSHC、nibなど複数あります。学校や、留学エージェントから指定された保険に入ることも可能ですが、ご自身で選ぶこともできます。

COEとは

COEとは、Confirmation of Enrolmentの略で、入学許可証のことです。これは、入学申請後に、学校が政府に対して、この学生がわが校で学ぶことを保証するという証明書です。この書類と、この書類に記載されているCOEナンバーが、学生ビザ申請時に必要となります。この書類が来たら、申請内容に間違いがないか確認し、ビザ申請手続きを始めます。

GTEとは

GTEとはThe genuine Temporary Entrantの略で、学生ビザ申請者がGenuine/真正な意図のある一時的な入国者または学生になるに値するかどうかを確認するための審査です。この審査は2016年㋆から導入されているもので、なぜ自分がGTE要件を満たしているかを2000字以内で説明します。

英文エッセイの書き方

 GTE用のエッセイを書くにあたって必要なポイントは、なぜオーストラリアで留学したいのかが伝わる文章を書くことです。なぜそのコースを選んだのか、なぜオーストラリアで学びたいのか、帰国後に留学経験を生かしてやりたいことなどを明確にしましょう。まずは日本語で文章の構成を作り、それを英語に翻訳すると書きやすいです。   

学生ビザ申請コスト

 ワーホリから学生ビザに切り替える場合、ビザ申請料は2017年2月現在$550です。しかし、オーストラリア国内から学生ビザの延長をする場合、2回目以降は、$550+$700となるので注意が必要です。

学生ビザについての注意点

 

学生ビザの条件やルールは日々変化します。提出書類や、就労可能時間の変更などは常に起こりうるものです。学生ビザ保持者は、学生ビザのルール内で滞在しなければなりません。移民局からの情報はこまめにチェックしましょう。

2017年以降気を付けないといけないこと

 2016年㋆以降、以前は進学先によって分けられていた学生ビザの種類が2つだけと簡素化されていたり、GTE用のエッセイが必要となっったりと、新しいルールが適用されています。ビザの条件は日々変化します。ビザ申請前に、オーストラリア移民局のウェブサイトや日本語のビザ関連のウェブサイトなどをチェックし、更新がないか確認が必要です。また、追加書類の提示を求められることもありますので、戸籍謄本や資金証明などの用意が必要な場合もあります。

学生ビザでの滞在期間

学生ビザを申請すると、基本的には学校のコース終了予定日プラス1-2か月ほどの滞在が認められます。ビザが降りると、移民局からのEmailまたはご自身のビザのアカウントに滞在終了日が記載されています。また、このビザの有効期間は同じ学校で同じコースに通っている人でも違う場合があるので、必ずご自分の終了日をチェックしましょう。

国内でのビザ延長時のブリッジングビザ

オーストラリア国内でワーホリビザから学生ビザに切り替える場合や、学生ビザを延長する際などに、現在保持しているビザ終了時から次のビザが降りるまでの期間にブリッジングビザというものが与えられます。このビザは、現在保有しているビザ終了時から28日間有効で、2週間に40時間までの就労が認められています。ただ、国外に出てしまった場合は取り消されてしまいます。

学生ビザ取得後に気を付けること

学生ビザが降りたら、移民局から来る通知に目を通しましょう。ビザの種類や、滞在終了日、ビザのコンディションやルールが書かれています。オーストラリア滞在中はこのルールに沿って生活しなければなりません。自身のビザの状況や、ビザ終了時期などはオンラインアカウントから見ることができるので、時々チェックすると良いかもしれません。

学生ビザのまとめ

学生ビザで滞在を延長するためには、ビザ申請の書類を集めたり、エッセイを書いたり、健康診断に行ったりと、大変な部分もあります。しかし、国によってはもっと多量の書類の提出を求められたりする場合もあります。日本国籍者の場合は基本的に提出書類も少ないので、あまりストレスにならずビザ申請ができるかと思います。オーストラリアで留学生として生活することで、多国籍な学生たちとの交流から新たな発見もあります。学生ビザのルール内でできることもたくさんあります。オーストラリアには数多くの学校があるので、自分の目標やライフスタイルに合った留学が楽しめるでしょう。

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