オーストラリアにワーホリや留学生として滞在しているときに、仕事を探す場合は英文履歴書が必要になります。ワーホリ中や留学中は働く期間や時間も限られているので、短期バイトを探すことになります。オーストラリアでは、短期バイトのことをカジュアルジョブとよんでいます。正社員をフルタイムまたはパーマネントとよびます。ここではトラトラでよく聞かれる英文履歴書のことについて最近の情報を共有します。
カジュアルジョブのResumeはシンプルに
オーストラリアには指定されている履歴書がないので、それぞれワードやエクセルで自分の履歴書を作成します。正社員向けのガッチガチな履歴書と違って、カジュアルジョブの場合は、シンプルに作成することをおすすめします。応募をしている会社が求めている情報を的確に書いて提出するほうが仕事をゲットする成功率は高いと思います。
例えば正社員向けの履歴書では、ResumeにA4ページで1ページ、cover letterにA4ページで1ページの合計2ページを提出します。
- Resumeは職歴や学歴を記入
- Cover letterは応募動機や自己紹介を記入
しかし、カジュアルジョブの場合、A4ページの1ページでResumeとCover letterを記入することをおすすめします。1ページで自己紹介と働く動機などを書いて送ります。また、カジュアルジョブの場合、メールで応募することが多いのでメールの文面にcover letterの内容を書いて、(自己紹介と働く動機)、ResumeはPDFにして添付するというパターンをおすすめします。
オーストラリアでカジュアルジョブを探すときに雇用主からもっとも聞かれることは
- 働くビザがあるかどうか (work permit)
- 働くビザはいつ切れるのか(visa expire date)
- 働く期間:いつから〜いつまで働けるか(working period)
- 週何時間働けるか(working hours per week)
という感じで働く時間や、期間について詳しく聞かれます。なので上記のことはResumeに書いておくと書類審査で落とされにくくなります。
- ワーホリビザで働ける期間はのこり2ヶ月間ですがその後パートナービザを提出する予定なので、長期的に働くことができます。
というふうに書くと有利です。
Resumeは一つ、でも説明文は毎回仕事に合わせて書く
「英文履歴書は、応募する仕事に合わせて作成することをおすすめします。」とよく聞きますが、そんなにたくさん履歴書を書くのは大変ですよね?
Resumeは一つでもOK、でもしっかりと説明文を入れておく!
例えば、カフェの仕事に応募するResumeと、オフィスで働く仕事に応募するときのResumeは内容が違って当たり前というのがオーストラリアの考え方です。cafeの仕事に応募するときに利用するResumeはこれまでの仕事の経験の中から、cafeの仕事に関係する職歴を書いて提出します。必要のない職歴を書いて出すと、本当は別の仕事を探していると思われてしまうかもしれません。
例えば、以前は美容室で働いていた経験を書いて、カフェのスタッフに応募すると、なぜ理容室で働いていた人がカフェの仕事に応募したんだ?もしかして、美容師の仕事が決まるまでカフェの仕事をする気なのかな?じゃあすぐ辞めてしまうかもしれないので別の人にしよう。とか。書類審査で落とされてしまいます。
その場合、Resumeは一つでもOKですが、メールで応募するときに、説明文を入れることをオススメします。
例えば、以前は美容室で働いていましたが、オーストラリアのコーヒーに興味を持ちカフェの仕事を探しています。美容室でつちかった接客やカスタマサービスには自信があります。もし、こちらのカフェで働ける場合、最長6ヶ月間働くつもりです。
というふうにメールで書いておくと、美容室で働いた経験を活かしつつ、カフェの仕事を探していることを説明できます。
ワーホリビザも学生ビザもそれぞれのメリットを強調して書くことを忘れずに。
ワーホリ中は一つの仕事で6ヶ月勤務可能
学生ビザと比べてワーホリビザのメリットは、時間制限なく何時間でも働けるということです。学生ビザは週20時間しか働けませんが、ワーホリビザは1週間に何時間でも働けます。逆にデメリットは、6ヶ月間しか働けないということです。6ヶ月間という期間は、ちょうど仕事を覚えてきた頃で、そのときに辞められてしまうのは会社にとってダメージが大きいです。もちろんファームジョブのように、3−4ヶ月間だけ仕事がある場合もありますので、職種によっては重宝されます。
- ワーホリビザなので、6ヶ月間働くことが可能です。他の仕事はしていないので、月曜日から〜週末も仕事可能です。
というように、学生ビザと違ってたくさん働けることを強調。忙しい時期に、たくさん働いてくれるスタッフを確保したい職場は多いです。
学生ビザは20時間/週の勤務が可能
ワーホリビザと比べて学生ビザのメリットは、6ヶ月間以上おなじ会社で働けるということです。週20時間の仕事を学生ビザの期間中、1年でも2年でも働くことができます。デメリットは、1週間に20時間しか働けないということです。ホリデー中は何時間働いてもOK。
- 週20時間しか働けませんが、今後2年間は学生ビザがあるので、長期的に御社のサポートができると思います。
というように長期的に働く事ができることを強調。仕事を覚えて長期的に働けるスタッフを確保したい会社は多いです。