オーストラリアの移民政策では、オーストラリアで不足している職業は、海外から若くて優秀な人に来てもらおうという考え方があります。
以前2019年3月11日に職業リストの改正によりテニスコーチとサッカー選手がMLTSSL(Medium and Long-term Strategic Skills List) に追加されました。サッカー選手はJ-リーグでの実績が2年間必要ですが、テニスコーチは選手として実績は問いません。
まずは以下の点についてご注意ください
オーストラリアの永住権を取得する5つの条件
テニスコーチであり下記の条件をクリアできれば、合計で70点がもらえて、オーストラリアの永住権を取得することが可能です。
その条件とは、
条件1 | 年齢が33歳未満(32歳まで) | 30点 |
条件2 | 英語力の証明として、IELTSで7.0以上 | 10点 |
条件3 | どこかで大学卒業 | 15点 |
条件4 | オーストラリアで2年間のコーチングの修学 | 5点 |
条件5 | オーストラリアでテニスコーチとして1年間就労 | 5点 |
現在、オーストラリア永住権申請のパスマークは最低65点です。
もし、現在日本でテニスコーチ歴がなくても、オーストラリアで卒業後の1年間テニスコーチをすれば、65点になるので大丈夫です。
オーストラリア永住権申請までのステップ
Step1、ワーホリか観光、英語の学生ビザで、オーストラリアに来る、またはすでにいる。
Step2、英語を修得する。とりあえずIELTS5.5くらいまで。
Step3、スポーツコーチングの学校に入学する。
Step4、2年間就学する。この間もテニスコーチの職場を探す。
Step5、修了後、卒業ビザを申請する。18か月間滞在できる。
Step6、卒業ビザ18か月間中に12ヶ月間テニスコーチとして就労する。
Step7、IELTS7.0点を取得する。
Step8、33歳未満(32歳まで)にオーストラリア永住権を申請する。
トラトラではIETLSのスコアアップを目的とした英語コースの紹介や、スポーツコーチングの学校の紹介を行っております。予算と目的に合わせて学校をご紹介します。
<必要な費用>
オーストラリアでスポーツコーチングの学費が2年間で約18,000ドル(約150万円)安い。
*因みにオーストラリアで大学に行くなら学費が年間30,000ドルはかかります。
<その他の費用>
オーストラリアでの生活費は現地で稼ぐ。学生ビザでも就労OKなので。