オーストラリアでアシスタントナースとして働くためのコース選びについて、これまでトラトラで取得してきた学生ビザの経験をお話します。
アシスタントナースとして働きたいという方の共通点
オーストラリアでアシスタントナースとして働きたいという方の共通点として、
- 日本で看護師の経験がある
- 日本で介護士の経験がある
- オーストラリアに長期的に滞在する予定
という３点があげられます。
しかし、日本で看護師や、介護士の経験がなくてもコースに入学することは可能です。どちらかというと、オーストラリアに今後長期的に滞在する予定があるかどうかの方が重要です。卒業後にはたらくアシスタントナースの仕事は、介護施設などで働くことになります。そのときにオーストラリアで働くビザがあるかどうかが大きな問題となります。勉強中は学生ビザを取得することが可能です。卒業後に、なんのビザを取得して働くかが課題です。
アシスタントナースとして働くための資格
オーストラリアでアシスタントナース（assistant in nursing = AIN）として働くには、２つの資格が必要です
- Certificate III in Individual Support
- 働くことができるビザ
アシスタントナース（assistant in nursing）という資格はありません。「アシスタントナース」とは職種を意味している名前です。
アシスタントナースとして働くには、「Certificate III in Individual Support」 というコースを卒業する必要があります。Certificate III in Individual Support というコースは、大学やTAFEなどでも受講ができます。海外からの留学生の場合、料金的に安い専門学校で受講する方が多いです。学校を選ぶ際に注意する点は、
- 学生ビザが取得できるコースを選択する
- 入学する際の英語レベルを確認する
- コースの期間を確認する
- コースの料金を確認する
- 学費の分割払いは可能？
- 学校の場所も確認
- 卒業後に仕事紹介をしてくれるか確認する
Certificate III in Individual Supportに入学すれば、どこの学校でも学生ビザが取得できるわけではありません。学生ビザが取得できるCertificate III in Individual Supportのコースを選んで入学する必要があります。
入学する英語レベル、コースの期間、コースの料金、クラスの場所は学校によって異なります。コース期間に関しては、９ヶ月間のコースもあれば、12ヶ月間のコースもあります。また、金額的にも安い学校もあります。自分のニーズに合わせて選択することをおすすめします。
入学の条件
Certificate III in Individual Supportに入学するには以下の条件を満たしている必要があります
- 18歳以上
- 高校を卒業している
- 入学できる英語レベルがある
日本で高校を卒業している方は、卒業した高校の卒業証書を提出する必要があります。
英語レベルに関しては、英語学校の卒業証明書やIELTS4.5証明書などを提出するか、入学する学校で入学英語テストを受けることが可能です。英語レベルに関しては学校によってことなります。英語のレベルに自信がない方はトラトラまでお問い合わせください。この学校には入学できないけど、ここなら入学できる、ということもあります。
取得するcertificate（資格）
どこの学校に入学してもCertificate III in Individual Supportを卒業すれば、取得するcertificate（資格）は同じです。また、アシスタントナースとして働くには、Certificate III in Individual Supportだけを取得すればOKです。
卒業後に働くためのビザについて
Certificate III in Individual Supportの学校へ通学している間は、学生ビザを取得することが可能です。
では、卒業後はどうしましょう？働くためには、仕事ができるオーストラリアのビザを取得する必要があります。
- 例えば、現在お付き合いしている人がいて、その人と将来パートナービザを申請する予定がある方だと、パートナービザでアシスタントナースとして働くことができるので、安心です。
- または、ワーホリビザが取得できる方は、学生ビザでアシスタントナースとして働く資格を取得したあと、ワーホリビザに切り替えてオーストラリアの介護施設等で働くことが可能です。
- さらに、別の学校へ入学して勉強を続けながら、アシスタントナースとして働くことも可能です。学生ビザで働く場合、週20時間働けるという制限があるので、その範囲内で働くことができます。例えば、通学が1週に1〜2回でOKな専門学校を選んで学生ビザを申請します。学生が取得できたら、週20時間をアシスタントナースとして働く。オーストラリアの学生ビザの場合、学校がホリデー期間中は、フルタイムで働くことが可能です。
卒業後の進学について
Certificate III in Individual Supportを卒業したあとは、Certificate IV in Ageing Support というコースに入学することが可能です。チームリーダーとしてチームをまとめたり、更に責任の多い仕事を請け負うことが可能です。オーストラリアは、どの職種でも仕事を辞める人が多いので、数年働いていると自然とチームリーダーへの仕事が回ってきます。その際に、Certificate IV in Ageing Supportを取得していると昇給につながります。もし、はじめから進学を考えているなら同じ学校で、Certificate III、Certificate IVと提供している学校がおすすめです。スムーズに新しいコースへ進むことができます。
コース選びの際の注意点はCertificate III in Individual Supportに似ていますが、さらに付け加えるなら
- 学生ビザ申請をCertificate III と一緒にするか別々にするか？
- 学生ビザが取得できるコースを選択する
- 今通学している学校でコースを提供しているか？
- コースの期間を確認する
- コースの料金を確認する
- 学費の分割払いは可能？
- 卒業後に仕事紹介をしてくれるか確認する
入学に関しては、Certificate III in Individual Supportを卒業していればCertificate IVへの入学は可能です。コース期間は、６ヶ月間と比較的短くなります。例えば、
- Certificate III in Individual Support＝12ヶ月間コース
- Certificate IV in Ageing Support＝6ヶ月間コース
と合わせて18ヶ月間の学生ビザを取得することも可能です。
もちろん、まず Certificate III in Individual Support だけを申請して、自分にあった職業かどうかを見極める方法もOKです。卒業後にCertificate IV in Ageing Support へ入学をしたい場合、新しく学生ビザを申請することができます。
コミュニティーサービスで働くための資格
コロナの影響で、周りで困っている人のサポートをする仕事がしたいという方からのお問い合わせが増えています。コミュニティーサービスで働く場合には、Diploma of Community Services というコースを卒業する必要があります。Diploma of Community Servicesに入学するためには、Certificate IV in Ageing Supportを卒業している必要があり、準備ステップとしては、
- Certificate III in Individual Support ＝12ヶ月間コース
- Certificate IV in Ageing Support ＝ 6ヶ月間コース
- Diploma of Community Services ＝18 ヶ月間のコース
という感じにコースを卒業していくことになります。
3つのコースをあわせて、＝3年間の学生ビザを取得することも可能です。途中で将来に対する考え方が変わったりすることもあるかもしれないので、まずは、Certificate III in Individual Support ＝12ヶ月間コースだけの学生ビザを取得することも可能です。
コミュニティーサービスの仕事に関しては、シニアの方をメインに、個人宅や施設におもむいて、心と身体の健康管理の確認などを行う仕事が多いです。
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Community Support Worker
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Drug and Alcohol Counsellor
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Mental Health Worker
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Peer Worker
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Residential Youth Worker
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Wellbeing/Pastoral Care Worker
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Youth Outreach Worker
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