JAIT(Japan Australia IT)は、3月10日、シドニーの留学エージェント「トラトラ」で、第2回企業セミナーを開催した。
ゲスト・スピーカーに「サイボウズ株式会社」グローバルビジネス最高責任者の青山賢氏を迎え、クラウド型アプリ作成ツール「Kintone(キントーン)」の基本的な使い方について紹介した。
青山氏はセミナーで、Kintoneについての開発談話などを話しつつ実際にビジネスアプリを作成し、
「特別なスキルが無くても、数分でだれでもビジネスアプリが作成できます」とKintoneの長所を語った。
青山氏が担当したアメリカや中国での導入事例も一部紹介され、グローバル市場に参入するために必要な「意識を変えること」ついて参加者に説明した。
セミナーに参加したJAITメンバーからは、「データセンターはどこにありますか?」「Gメールとの連携にはどこまで対応できるのか」「電話番号を認識する顧客管理システムとの連動は可能か」などテクニカルな質問が数多く寄せられ、当初予定した1時間を15分オーバーしてセミナーは終了した。
JAITは、ITやマーケティングに興味があるエンジニアが集まって月に1回セミナーと飲み会を開催しています。
セミナー終了後青山氏は、「考えていたより開発者が多かったので次回はもっとハンズオンな内容にしよう」と感想を語った。
「破壊的イノベーションを起こす」成功体験を捨てたkintoneのグローバル戦略 | サイボウズ
シドニーを拠点に活動するJAITは、ITやマーケティングに興味があるエンジニアが集まる団体でオーストラリアのIT事情や仕事探しに役立つ情報交換を目的としたセミナーや懇親会を定期的に催している。