オーストラリアは産業や貿易が大変盛んな国で、豊かな大地に恵まれたこの国の産業の大部分は農牧業です。羊毛、果実、酪農品、砂糖、小麦、牛肉は広く海外に輸出されています。
農牧業に加え最近では鉱産物の開発が進み、その対外輸出を占める割合は急増しています。
羊毛、鉱石など豊富な資源からなる第一次産業製品に加え、鉄、銅、亜鉛をはじめ石炭、石油、マンガン、ボーキサイトなども開発されています。
近年サービスとハイテク関連の経済成長が大変著しく成長を続けています。
第一次産業と並んで製造業の発展にも力を注ぎ、自動車、造船、製鉄、化学工業などが盛んです。オーストラリアの主要貿易相手国は日本、米国、英国となっています。
ここ数年では年平均４％以上の経済成長率をし、貿易では、立地的な面からもアジア地域は重要な市場と位置付けられ、特に日本とは密接な関係にあります。
アジア系移民の経済的貢献とコストを考えると，移民のもたらす経済的利益は大変多きものだと判断され、オーストラリアでは大変移民の多い国なのも特徴の一つです。
