(ワーホリに人気がある1泊2日、2泊3日のエアーズロックツアーの一覧はこちら)
2019年10月26日からウルル登山が全面禁止(2018年8月1日更新)
2019年10月26日からエアーズロックの登山が全面禁止となります。エアーズロック周辺の国立公園を管轄する「ウルルーカタジュタ国立公園の役員会」は、アボリジニのアナングコミュニティーなどからの要請を受け、ウルル登山を禁止する決定を下しました。
4ヶ月閉鎖していた登頂ルートは2016年3月に再開しました。登頂ルートが再開しても、ウルルツアー当日に登れないことも多いです。
エアーズロックの登頂ツアーは基本的に日本語ツアーに含まれます。英語の日帰りツアーや英語のキャンプツアーの場合、ウルルの麓を散策するツアーが含まれており、実際に登頂するチャンスはありません。
エアーズロックに登りたい!と希望する方に一番人気があるツアーはこちらです。こちらのツアーは日本語ガイドでエアーズロックを旅する1泊2日のツアーです。朝日をみたり、夕日を見たり、カタジュッタを散策したり盛り沢山な内容になってます。2日目の午前中にエアーズロックの登頂ツアーが含まれます。
エアーズロック登頂ツアーを単品で探している方にはこちらをオススメします。こちらのツアーは、朝日を見たあとにウルルの登頂に挑戦します。上の1泊2日のエアーズロック日本語ツアーの2日目の朝に含まれているツアーを単品で申し込むことになります。
エアーズロックだけでは物足りないあなたには、こちらがおすすめ!!【ウルル】【キングスキャニオン】【カタジュタ】の3つの場所を回れる2泊3日のツアーです。せっかく来たのならば、回し尽くして一生の思い出にしましょう。
現在2017年9月の時点ではウルル登頂ルートは登山が可能です。色々な理由でエアーズロックの登山が閉鎖されておりますが、現在は登山ツアーが再開しています。このブログは、2016年に登山が閉鎖した時にアップしています。
ウルルが登れないときは、登頂ルートのゲートが閉鎖されます。ウルルの登頂ルートは一つだけですので、そのゲートが閉鎖されると登ることができません。
強風 | ウルル上空が強風のときはNG |
---|---|
雨予報 | 3時間以内に雨予報が出ている時 |
雨 | 雨が降っている時 |
濡れている | ウルル表面が雨などで濡れている時 |
雷予報 | 5%以上の雷予報 |
雲 | 上空が雲で覆われいる |
36℃ | 温度が36℃以上のとき |
訓練日 | レスキュー隊の訓練日 |
アボリジニ | アボリジニの文化的なイベントのある日 |
以前アボジリニの長老が亡くなった時にも、登山が閉鎖されました。このときは3日間ほどの閉鎖でした。ウルルでツアーガイドをしていたワーキングホリデーの方に話を聞くとエアーズロックは365日のうち300日は登れないそうです。といっても、1時間おきくらいに、登山ゲートが開いたり閉まったりするので、絶対に登れないということではないようです。
エアーズロックの登山ができるかどうかは、ツアー当日にならないと判明しません。エアーズロックの登山ルートの入り口がこのように閉鎖していると、登山はできません。
「No Entry=閉鎖中」。このゲートは短いときには1時間おきに開いたり閉まったりします。ウルル登山が含まれるツアーでは、ツアー出発前にツアーガイドから登山できるか、できないかのお知らせがあります。さらにツアー中も万が一ゲートが開くこともあるので、ツアーガイドが本部と連絡をとりながら、登山のチャンスを伺います。
エアーズロックは登って下りて来るのに約1時間はかかります。ツアー時間を見ながらツアーガイドに従って安全な登山をお楽しみください。ウルルの表面はつるつるですので、急いで転ばないようにしてくださいね。
実際にエアーズロックに登山できた日にちの平均を調べてみました。ツアー会社の発表によると、8月が一番登山できる月、12月が一番登山できない月になります。これは2009年から2015年までの7年間の月間平均率です。
月 | 登山催行率 | 季節 |
---|---|---|
1月 | 23.5% | 36度を超える暑い日が多い |
2月 | 19.7% | 暑い日+雨量が多い |
3月 | 28.1% | 暑い日+雨量が多い |
4月 | 33.3% | 登る確率が比較的高い |
5月 | 41.9% | 登る確率が比較的高い |
6月 | 47.6% | 登る確率が比較的高い |
7月 | 49.3% | 登る確率が高い |
8月 | 55.8% | 一番確率が高い |
9月 | 33.8% | 登る確率が高い |
10月 | 18.9% | 雨量が多い |
11月 | 15.2% | 雨量が多い |
12月 | 13.4% | 一番確率が低い |
気温36度を超える日、または雨の日=登山ができない日となりますが、12月、1月、2月は最高気温が36度を超える日が多く、また雨季になるためスコールのような雨も多いです。そのため登山が閉鎖される日が多いです。もちろん、旅行でエアーズロックに行ったその日に登山できる、できないがきまります。この表はあくまでも参考にしてください。
登山ルート封鎖中のため、エアーズロック旅行を断念される方が少なくありません。
エアーズロックに登ることは、とても貴重な経験ではありますが、ただ一つ言えることは、エアーズロックは登らなくても十分魅力的だということ。
エアーズロックは1年のうち300日は登頂が禁止されているといわれています。雨がふったり、暑すぎたり、風が強かったり、アボリジニの祝日だったりすると登頂は禁止されます。
登頂できない場合、またはしない場合ウルルの麓めぐりツアーに参加します。ウルルを一周とまでは行きませんが、1/4位をガイドと一緒にゆっくり歩いて回ります。途中アボリジニアートを観察することができます。数万年前に描かれたとされるアボリジニアートは見るだけで神妙な気持ちになります。
登頂以外にもおすすめのツアーをスタッフに聞きました!おすすめツアーはなんと、【英語ガイド付きツアー】と【キャンプツアー】です。なぜおすすめなのかも合わせてご紹介するので、参考にしてくださいね!
せっくのウルル。お友達にお土産を買ったり、美味しい食べ物を我慢するのは嫌ですよね?ツアー費用をできるだけ抑えて、お得に回りたいというあなたには、英語ガイド付きツアーがもってこい!
では、トラトラスタッフオススメツアーをご紹介します。
【カタジュタ】と【ウルル】が満喫できる一泊二日のツアーです。ウルルはサンセットが見れます。感動的なサンセットを目に焼き付けませんか?
【カタジュタ】【ウルル】【キングスキャニオン】が満喫できる二泊三日のツアーです。キングスキャニオンでは2つのウォークコースがあります。
世界の中心と言われているキングスキャニオンを体感しましょう!
ツアー中の食事も含まれているのもキャンプツアーの特徴です。またキャンプはすでに設置されていて、気軽にキャンプができます。またシャワーやトイレもついています。では、トラトラスタッフおすすめツアーをご紹介します。
キャンプ初心者さんにはこちらがおすすめです。英語ガイド付きの一泊二日のキャンプツアー!ウルルとカタジュタに行けるツアーです。寝具もついているので気軽にキャンプができます。
アウトドアが好きなあなたや、キャンプ上級者のあなたにはこちらがおすすめです。一泊目も二泊目もキャンプスタイルです。ウルルからキングスキャニオンに向かいます。テントの中に寝袋を敷いて寝ます。寝袋はプラス$45で購入できます。
キャンプツアーについて、リアルな体験を知りたいあなたは、こちらの記事をチェックしてくださいね♪キャンプツアーを予約したあなたは、この記事でイメージトレーニングをしてみてはいかがでしょう?
8月はエアーズロックに一番登山でる月ですが、逆にデメリットとして朝と夜が寒い。。。です。ウルルのツアーにはサンライズ(朝日)を見に行くツアーとサンセット(夕日)を見に行くツアーが含まれることが多いですが、8月にウルルに行く場合、ダウンジャケットがマストです。砂漠の気候ですので、夜は0度まで下がります。日中の太陽が出ているときは比較的25度まで気温が上がるので、暑いです。
12月は一番ウルルに登れない月です。気温も36度以上まで上がり夜でも25度くらいはありますので、サンライズ、サンセットツアーを楽しむ最適な温度です。特にキャンプツアーに参加するのは夜が寒くない11月〜4月がオススメです。
エアーズロックが位置するノーザンテリトリー州には2つの季節があると言われています。11月から4月は雨季、5月から10月は乾季です。
雨季(夏) | 11月から4月 |
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乾季(冬) | 5月から10月 |
オーストラリアは南半球ですので、雨季は日本の夏のように暑い日が続きます。乾季は、日本の季節に例えると冬になります。エアーズロックの登山催行率が一番高い8月は、乾季になります。雨も少なく、日中の気温も30度前後です。そのため、登山ができる日が多いです。逆に、登山催行率が一番少ない12月は雨季となり、雨も多く、気温も36度以上の日が続きます。