Translation(翻訳業)

ガッデム特派員

通訳・翻訳家とは 海外の書籍や、技術書、商業書、ドラマ、映画などをはじめ、国際社会では、英語を日本語へ(又は日本語を英語へ)訳すことが必要とされます。

翻訳家(Translator)とはそれらの文章で表された情報を、的確な日本語(又は日本語を的確な英語)に訳すことであり、translation(翻訳業)は言葉の情報を訳すことが仕事です。

その為、通訳・翻訳家として働くためには、英語や日本語の高い文章力・表現力が必要とされます。 また、常に進化する”言葉”に対して敏感であることに加え、その国の経済・文化・歴史的背景・現状などを知っておくことも、通訳・翻訳家として働く上で、重要なポイントとなります。

2004年4月現在、新卒者独立技術永住権の専門職業リストで、60ポイントの職業として指定されているため、永住権取得のために、人気の高いコースです。

資格

オーストラリア政府公認の通訳・翻訳家になるためには、オーストラリアの国家資格となるNAATI(National Accreditation Authority for Translators & Interpreters)の資格を取得する必要があります。

このNAATIの資格を取得するための方法としては、以下の二つの方法が挙げられます。
定期的におこなわれる、NATTIの公認検定試験に合格する。

NAATIの認定を受けた通訳・翻訳の専門コースを受講し、卒業試験に合格する。

このNAATIの資格はLEVEL1~LEVEL5までの5段階にわかれ、通訳・翻訳家としての資格を取得するには、レベル3以上を取得する必要があります。
NAATIの認定を受けたコースは、TAFE、大学、大学院といった教育機関で受講することができますが、卒業試験に合格してもレベル2までしか取得できないコースもありますから、通訳・翻訳コースを選ぶ際には注意が必要です。

通訳・翻訳家になるためには、他の分野より高い英語力が求められます。通訳・翻訳分野の専門コースにも、高い英語力の入学基準が設定されています。

目安としてはDiplomaコースでIELTS6.0ポイント相当の英語力、Advanced Diploma、Bachelor、Graduate
Diploma、Postgraduate DiplomaであればIELTS6.5ポイント相当の英語力、MasterであればIELTS7.0ポイント相当の英語力が必要とされます。

一部のコースではIELTSのスコア+学校独自のテストが必要となります。

英語力が入学条件に達していない場合、付属の語学学校やその他の語学学校で英語力を身につけ、入学手続きを行う必要があります。

この記事を書いた人

ガッデム特派員 - ライター

シドニー滞在歴数十年。行ったことある国や都市で特に好きなところは:ボストン、ニューヨーク,リオン、パリ、ジュネーブ、ハワイ、西内まりや、バンコク、カンボジア、インド、ネパール、バリ、シンガポール、クイーンズタウン、トロント、ハミルトン島

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