TESOL(直接英語教授方法)

ガッデム特派員

インターネットなどIT技術も急激に進化し、国際化が加速されてきています。インターネット全体で表示される言語は、日本語15%の対し、英語は60%強を占めているといわれています。共通国際コミュニケーション言語として、英語の重要性は、更に高くなってきています。日本でも英語教育の見直しがなされている今、、幼児教育から大学に至る高等教育まであらゆるレベルにおける英語教師の需要が高まってきています。

オーストラリアでは、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages) ダイレクト英語教授法プログラムがいくつかの学校で受講することができます。修了者には、英語教師としての高い専門知識と教育スキルが保証され、英語教職につくチャンスが待っています。

TESOL 英語教授法とは、Teaching English to Speakers of Other Languages を省略したもので、英語を母国語としない方に対するダイレクト英語教授法です。これは、英語以外の言語を話す人に直接、英語を英語で教える職業の最も一般的な資格です。小学校、中学校、高等学校、英会話教室などの教師を目指す方が多く受講し、卒業生は海外に行ったり、自国に戻ってさまざまな英語教育機関で活躍しています。

TESOLの他にも一部の教育機関では、TESL、TEFLの他DELTA、CELTAと呼ばれる短期集中の英語教師養成コースが行なわれています。しかし、これらは、ネイティブスピーカーが海外留学生に英語を教えるための資格を取得するコースの為、これらのコースを受講するには、イングリッシュネイティブスピーカーと変わらない英語力が必要とされます。IELTSでは、8.0くらいに相当します。

他の教育機関では、
◆TESOL (Teaching English to Speakers of Other Languages) 他言語話者に対する英語教授法
◆ TESL (Teaching English as a Second Language)
第二言語としての英語教授法
◆TEFL (Teaching English as a Foreign Language)
外国語としての英語教授法
◆DELTA (University of Cambridge Diploma in English Language Teaching to Adults)
◆CELTA (University of Cambridge Certificate in English Language Teaching to Adults)

<<入学条件は>>

【入学条件英語レベル】 
IELTS 5.0~6.0以上(語学学校、専門学校、TAFEの場合)
IELTS 6.5~7.0以上(大学の場合)

英語力は、どのレベルからでも始めることができます。
下記はごく一般的なコース選択パターンです。
パターンA 一般英語コース(3ヶ月以上)→IELTS受験→進学
パターンB 一般英語コース→アカデミック(進学準備)英語コース(3ヶ月)→進学
IELTSやTOEFLに自信がない方でも、英語を一般コースからアカデミック英語コースへステップアップすることで、専門学校で必要とされる英語力を基礎から身につけることができます。IELTS英語の試験を受けなくても進学準備コースの修了で、専門学校への入学が認められるケースもあります。 オーストラリア留学総合センターでは、IELTS5.0以上の方でも専門、大学などへ留学される前に、英語のブラッシュアップを含めて、進学準備コースへ通われることを強く勧めています。ノートのとり方から、 読解、エッセイ・レポートの書き方、ディスカッションや討論の進め方、基本的なリサーチの方法、などを総括的に学びます。

この記事を書いた人

ガッデム特派員 - ライター

シドニー滞在歴数十年。行ったことある国や都市で特に好きなところは:ボストン、ニューヨーク,リオン、パリ、ジュネーブ、ハワイ、西内まりや、バンコク、カンボジア、インド、ネパール、バリ、シンガポール、クイーンズタウン、トロント、ハミルトン島

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