ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは、仕事をしながら滞在賃金を補い、最長1年間オーストラリア生活を体験できる制度です。

現在、オーストラリアのワーキングホリデー制度は、１９ヵ国も提携されており、アジア圏では、日本や韓国ですが、その他ほとんどは、ヨーロッパからの渡豪です。

オーストラリアでのワーキングホリデーライフは、語学学校とホームステイからスタートすることをお勧めします。

英語が苦手な人はもちろん自信のある人でも英語の基礎を学び身に付けておくことは、その後の英会話能力の上達にも重要です。またホームステイをする事で生の英語を聞いて学べ、オーストラリアの生活にも早く慣れることができます。

オーストラリア現地での生活にも慣れ英語力が向上すれば、部屋探しや仕事探しにも有利になります。

更に、学校やそれ以外の場でも人脈を作る事で情報収集でき、より良いオーストラリア・ワーキングホリデー生活が出来るようになります。

ワーキングホリデービザでは、一つの学校にて4ヶ月まで学習することが許可されています。

ワーキングホリデービザ取得の条件は、 ビザ申請時に18歳から30歳までで、十分な資金を有すること。 オーストラリア出国後の次の目的地までの渡航費用があること、 当面の滞在費用があること、 オーストラリアでの雇用の見通しがあること、 4ヶ月を超えての就学をしないこと、 ワーキングホリデービザを取得しそのビザでオーストラリアに入国した事がない事などが条件です。

2005年11月から、2回目、2年目のワーキングホリデービザも申請できるようになっています。これには、条件があり、1度目のワーホリ中に地方で、季節労働を３ヶ月以上行わなくてなりません。そのほかの条件は、1回目のワーホリと同じです。

<.b>ギリホリ
”ギリホリ”なんて見出しで はじめるほどでもないですが、30才前にワーキングホリデーされる方々をワーキングホリデーの間では、ギリホリと呼んでいます。

つまり、ギリギリでワーキングホリデービザを取得した人で、私は30才前だからオーストラリアに行くとみんなから”ギリホリさ～ん”とよばれるの？と心配する必要はありません。そんな人いません。

■ギリホリの発祥
ギリギリでワーキングホリデービザを取得した人 。

【ギリ】
ギリは、ギリギリを意味します。オーストラリアのワーキングホリデーは18才から～30才の方を対象としています。30才を超えてしまうとワーキングホリデービザは取得できません。従って、30才前に、ギリギリでワーキングホリデービザを取得した人＝ギリホリです。

【ホリ】
ワーキングホリデーは通称”ワーキングホリデー”。
他にも：ワーキングホリデービザ、ワーキングホリデーメーカー、ワーキングホリデー情報、ワーキングホリデー格安チケット、ワーキングホリデー用語、などの使われ方があります。現地で仕事を探しているとワーキングホリデーの方限定とか、ワーキングホリデー対象とかよく目につきます。

つまり　【ギリギリ】＋【ワーキングホリデー】　＝　【ギリホリ】　の誕生です。

たまに、ギリホリの意味を間違えて使用されてる方を見かけます。 正規留学代理店であるオーストラリア留学総合センターの学生、ワーキングホリデーの方にそのような方がないように、よくある間違いをいくつかまとめて見ました。

【CASE STUDY 1】 義理堅いから　”義理ホリ”？
義理堅いワーキングホリデーの方や律儀な方を”義理ホリ”と間違えて認識している方がいますが、これは間違いです。間違いといっても、言葉はその時代と共に意味を変えていきますので、”間違い”と言い切ることはできませんが、今年中（２００５年）は間違いです。

シチュエーション
ワーキングホリデーＡ君：”きのう借りた１ドル（約８０円）かえすね。ありがとう。助かったよ。”
ワーキングホリデーＢさん：”いつでもよかったのに。”
ワーキングホリデーＡ君：”結構オレッてギリホリかな”
カウンセラー：”違います”

また、ギリホリは、どちらかというと女性の間で多く使用される言葉です。男性が使用、まして、自称することはあまり耳にしません。

【CASE STUDY 2】 金銭的にギリホリ…
こっちの方がニュアンス的に正しい”ギリホリ”のような気もしますが、違います。

金銭的に余裕がなく、ジャパレスなどで働きながら旅費をためたり、ピッキングしながらラウンドをするワーキングホリデーの方をギリホリと間違える人がいます。これは最も典型的な間違いの一つです。

というのも、以前現地の新聞に載っていた記事なのですが、ワーキングホリデーから連想される言葉は、
・お金がない
・クラブで騒ぐ
・若者
・イギリス人（イギリス人のワーキングホリデー数は年間４万人。日本人の４倍）

とこれでもわかるように、ワーキングホリデー＝お金がない、つまりワーキングホリデーの言葉の中にはある程度の金銭的に余裕がない意味の要素がすでに含まれています。従って、お金がないワーキングホリデーと改めて定義する必要性がありません。

【CASE STUDY 3】 結婚する前にワーキングホリデー!
結婚したら一人で海外へいくこともできないから（特に女性）、結婚前に思いっきり羽を伸ばしておく！なかには、婚約された方が、結婚式を１年後にオーストラリアにワーキングホリデーされる方もあります。

結婚を前に、独身生活最後の１年をワーキングホリでーされる方を、”ギリホリ”と、特に自称される女性の方がありますが、これも違います。

オーストラリアにワーキングホリデー、留学をされる方は、国籍を問わず、比的較女性のほうが多いです。男が社会的、家庭的な責任を背負う傾向にあるからかも知れません。つまり、女性のほうが海外へ出やすいみたいです。

ワーキングホリデー用語
以下のワーキングホリデー用語はよく使いますのでマスターしておくと便利です。

【ジャパレス】＝ジャパニーズ・レストランの略
日本食レストランのです。日本食レストランといっても、通常７割のお客はオージーです。英語ができなくても日本食のレストランでは雇ってもらえます。

【 ピッキング】＝フルーツ・ピッキングの略
ファームなどで 野菜やフルーツなどの収穫、箱詰めを手伝い給料をもらうお仕事です。

イチゴ、マンゴー、アスパラガス、みかん、さくらんぼーなどなどを摘みます。仕事はとてもつらい上、大変ですが、ピッキングをする場所によっては大変良い稼ぎになります。

【ラウンド】＝オーストラリア一周旅行の意
使われ方としては、ラウンドチケット、ラウンド旅行などがあります。

オーストラリア一周も時計回りと、その逆周りがあります。バス、車、電車、飛行機などラウンド方法も色々ありますが、一番多いのが飛行機＋バスを使ってラウンドするワーキングホリデーが一番多いです。

数年前ヒッチハイクしながらラウンドしているワーキングホリデーを狙った連続殺人事件が多発し、その後オーストラリア国内でヒッチハイクが違法になりました。

親指を立て待っていれば警察に連行されますので、一番安い国内バス一周券を購入し安全なラウンドをしましょう。

【オージー】AUSSＩＥ：オーストラリア国民の意
これは英語ＡＵＳＳＩＥのことで、オーストラリア国民を指します。

オージービーフ、オージーライフなど。ちなみにこのオージーライフとは、のんきなオーストラリア国民の生活を意味し、日本語に略すと”のんびり生活”です。

32才でワーキングホリデー
■ギリホリのレベル
・ギリホリ：　30才前のワーキングホリデー
・超ギリホリ：　30才を超えているワーキングホリデー

以前チョット友達になった男性のワーキングホリデーの方に、ふとしたことで年齢を聞く機会がありました。聞いてビックリです。彼は32才の超ギリホリでした。でもワーキングホリデーは18歳から30才までが対象のはず。調べていくうちに32才でワーキングホリデーの裏技を入手しました。
別に秘密にしておくことでもないので、ここにその全貌を記述します。32才のワーキングホリデーライフを味わいたい方は、ぜひ参考にしてください。

■まずは31歳のワーキングホリデーから
ワーキングホリデービザは１８才～３０才までが対象です。 ３０才を超えると取得できません。
より正確には、ワーキングホリでービザを申請し、オーストラリア移民局に無事受付完了した時点で、”18歳以上31歳未満”であればオーストラリア　ワーキングホリデービザの取得は可能です。

オーストラリア移民局にオンラインで申請した場合、申請から取得まで、問題がなければ48時間ですみます。(オーストラリア移民局)

絶対に試さないで頂きたいのですが、31才の誕生日の前日にワーキングホリデービザをオンラインで申請するとします。オンラインですので、オーストラリア移民局には、問題がなければ24時間以内に受付されるはずです。そして実際ワーキングホリデービザを取得するのはそれから48時間以内ですから31歳を1，2日過ぎてからとなります。 これで31歳のワーキングホリデービザの申請が実現できます。

■さらに32才のワーキングホリデーになる！
さらに詳しくワーキングホリデービザを調べてみると、こんな記述もありました。

（オーストラリア移民局） ”ワーキングホリデービザは、通常、発給日より1年間の有効期限がありますので、その間に必ず初入国する必要があります。そして、ワーキングホリデービザは、オーストラリア入国日から１年間有効です。

つまり、ワーキングホリデービザを取得しました。でもオーストラリアにすぐ入国しなくてはいけないわけでは、ありません。取得からしてから1年以内にオーストラリアに入国すればよいのです。

そして、ワーキングホリデービザはオーストラリア入国日より1年間有効です。1年間オーストラリアで過ごそうと、すぐ日本へ帰国しようと、1年後ビザは切れます。

31才の2日目にワーキングホリデービザを取得したとします。1年後の32才の誕生日の翌日にオーストラリアに入国すれば【32才のワーキングホリデーワイフ】を実現できます。なかには1年後に【33才のワーキングホリデー】を2，3日体験できる方がいるかもしれません。

ギリホリは軽蔑語？
では、ギリホリは軽蔑語？なのでしょうか。私は、単なるオーストラリア留学総合センターの留学カウンセラーに過ぎませんので、これはわかりません。特に軽蔑用語ではないと思います。ただ女性は、年齢や結婚未婚などにとてもセンシティブなので私のように気が小さい方は、あまり大っぴらに使わないほうがいいかもしれません。

ただ、言葉は時代と共に意味を少しずつ変えていきます。また、はじめは、軽蔑用語ではなかったが、今は軽蔑用語になっている言葉もたくさんあると思います。今すぐには、チョット例えが頭に浮かんできませんが、そういった言葉はたくさんあると思います。

”今すぐには、チョット例えが頭に浮かばないよ”を英語で”I can’t think of any off the top of my head. ”といいます。

私のように、急な質問にすぐ答えられないような方は、覚えておくと、とても便利です。特に、面白い答えを返さなくてはいけない雰囲気の場所で（パーティとか）、私の場合すぐにいい答えが思い浮かびません。盛り上がっている方々を、非常に気まずい雰囲気にしてしまうこともあります。そんな時、”I can’t think of any off the top of my head. ”といって会話をとりあえずかえします。

布団に入ってすばらしい返答が頭に浮かんでくる方、多いんじゃないですか？私もそうですが、そんな方は、

”but,i will call you when i think of one” は ”でも、思い出したら電話します。”という意味です。

すると、 たいていの場合

”No thanks. Don’t you worry about it”といわれます。 ”いえ結構です。そこまでするほどのことではないよ”くらいの意味です。

そういわれると、後で返答する心配もなくなり、夜グッスリ眠れます。