インターンシップ

ガッデム特派員

オーストラリアのインターンシップとは企業研修を行う事で、一従業員として実際の企業で働きます。

日本と違う点は、勉強や就労体験目的だけではではなく、純粋に企業と一丸となり働く側面が強く、長期に渡り就労するのでより深い就労経験を積むことが出来きます。

インターンシップにも種類があり、有給インターンシップ、無給インターンシップがあります。

有給インターンシップとは、文字通り給料を貰いながら働く事です。給料は就労先の企業により異なりますが、補助なしで十分生活できる金額が支給される。

無給インターンシップとは、給料無しで企業で働く事です。企業によって異なりますが、交通費を支給してくれる企業もあります。

企業によっては、それほど高い英語力を必要とされない場合もありますが、より高い英語力があると選択肢が広がり働ける企業も増えます。英語力の目安としては、日常会話がある程度話せる英語力があることが必要です。

また、語学力だけでなく、職場でのコミュニケーション能力も問われます。

インターンシップ体験談1

インターンシップタイプ: オフィースワーク
インターンシップ期間: 4週間

私は、TAFEでビジネスマネージメントを学んでいるので、今回オフィスでのワークエクスペリエンスに参加しました。私の場合オフィスワークは、初体験だったのですべてが勉強でした。

私の主な業務は、オフィスワークとしては、基本的な事ばかりでしたが、データ更新、コピー、ファックス送信、名刺、文書ファイリングや整理など様々業務を体験する事ができました。

仕事自体は、基本的にシンプルな内容ばかりでしたが、今回のワークエクスペリエンスでやはり効果があったのは、海外でのオフィスワークがどのようなものか体験できた事とオフィスで使う英語をたくさん覚える事ができた事です。

社内には、様々な国籍(オーストラリアはもちろん、香港、インド、韓国etc)のスタッフが働いているのが大変驚き、初めて移民の国オーストラリアを実感する事ができました。社内の空気も結構リラックスした感じで、逆に戸惑いもあり、最初は、スタッフともなじめずにちょっとめげましたが、どんどん自分のやる気をアピールしていく間に知らない間に皆が声を掛けてくれるようになりました。

このワークエクスペリエンスは、やはりある程度の英語力が必要になりますが、仕事を手伝おう、コミュニケーションを取ろうという気持ちが大切と感じました。言葉は、やる気でカバーですが、辞書を持っていくのを忘れずに。

その後、驚いた事に実は私関連会社の中で働けるようになった事です!バイトを探しているのをマネージャーは知っていて、関連会社のマネージャーに聞いてくれたみたいです。このワークエクスペリエンスは私にとって大切な経験になりました。

インターンシップ体験談2

ワーペリタイプ: 小学校教師(授業アシスタント)
ワーペリ期間: 2ヶ月間

私は積極的にアピールしていくことが大切です。 私はワーペリで2ヶ月間Pre-Kinder(4歳)からYear5(10歳)のクラスへ授業のアシスタントしました。

午前中はどの学年も英語や算数の授業が決まっているので、その授業のアシスタントをし、各クラスの美術の時間を利用しておりがみや日本のゲームなどを紹介することができました。

この学校の子供達は世界各国から集まっていて、当然肌の色も様々で、日本をはじめ他の国の文化をとても大切にする教育が出来ている為、先生方や子供達もすぐ受け入れてもらいました。

非常に皆がやさしくとてもフレンドリーで、英語の不得意な私も十分楽しめる環境でした。

ここには日本語の授業はなく、各クラスの都合の良い時間で日本の何かを紹介する為、当然事前に各クラスの先生方と相談することは絶対で、積極的にアピールしていくことが大切です。

私は主に3年生以下の美術の時間が中心でしたので、4-6年生に紹介する時間が非常に少なく、休み時間を利用しておりがみ教室を開いたりしました。

子供達は皆ほんとうにフレンドリーで、英語の苦手な私を子供達がサポートしてくれることも多々ありました。私は変な発音でも堂々と地震をもって大きい声で話すことを心がけていました。

日本のクラフト(おりがみ)は世界に自慢出来るものなので、何かを作っていき視覚的にアピールすれば、何を作っても感動してくれます。簡単な挨拶程度の言葉も、子供達は喜んで憶えるので教えると良いと思います。

初めはとても緊張しましたが、すぐに慣れ、イベントもたくさんあったおかげでとてもとても楽しいワーペリを過ごすことができました。

授業内容
オーストラリア留学 ワーペリ月曜日
8:30~ チャペル(礼拝)
9:15~ フリータイム 教材作り
10:00~ Sports(Pre-Kindy) 担任のアシスト(一緒にスポーツ)
11:00~ モーニングティー
11:30~ 美術(Yr3) おりがみ&習字
12:40~ ランチ おりがみ教室開講
13:40~ 美術(Kindy) 工作など

火曜日
8:30~ チャペル(礼拝)
9:30~ 算数(Yr3) ドリルなどのヘルプ
11:00~ モーニングティー
11:30~ 美術(Yr1) おりがみ
12:40~ ランチ おりがみ教室開講
13:40~ 美術(Yr1) おりがみ

水曜日
1日 Pre-Kinder(4歳)のクラスで一日アシスト。
工作やスポーツを一緒にしたり、ランチを食べさせたりします。
(日本の保育園のイメージ)

木曜日
8:30~ チャペル(礼拝)
9:15~ スペリング(Yr3)
ドリルのヘルプや朗読、添削など
9:30~ 英語(Yr3)
10:15~ 算数(Yr3)
11:00~ モーニングティー
11:30~ 理科・社会(Yr5) 授業参観
12:40~ ランチ
13:40~ 美術(Kindy) 工作・おりがみなど

金曜日
8:30~ チャペル(礼拝)
9:15~ スペリング(Yr4)
ドリルのヘルプや朗読、添削など
9:30~ 英語(Yr4)
10:15~ 算数(Yr4)
11:00~ モーニングティー
11:30~ フリータイム 授業参観・教材作りなど
12:40~ ランチ
13:40~ 美術(Yr2) おりがみ

必要だと思われるもの:
おりがみのネタ(たくさん!)
モーニングティー
ランチ帽子
日焼け止め

授業でやった事:
紙しばい(モモ太郎を作って読んだ)
習字(Yr3)“ともだち”、“日本”、“美”など
おりがみ ( )内は喜ぶ年齢・出来る年齢
* かぶとを作って色や絵を書かせてかぶらせる(Kindy~Yr3)
* おり姫とひこ星をおりがみで折られて紙に貼る。子供も作らせると喜ぶ。(Yr1~Yr2)
* 金魚を2匹作り紙に貼らせて、まわりに海の絵を書かせる(Yr1~Yr2)
* スターボックス(Yr1~Yr6)
* フォトフレーム(Yr3~Yr6)
* 風船(Yr2~Yr4)
* 鶴(Yr6)
* ボート(Yr2~Yr3)
* ジャンピングフロッグ(作って見せるのみ)
子供達の名前を日本語にして紙に書いて一人一人に渡した
けん玉や紙風船などの紹介 * 紙(おりがみを含む)などは学校にあります
* 習字道具は学校にありません
* スタッフルームはあるが専用ロッカーはありません
* 低学年の子の見送りを毎日しました
* 冬は非常に寒い
* コーヒー・紅茶・クッキーなどは食べ放題(カップもあります)
* 各学年2クラスずつありました。

インターンシップ体験談3

ワーペリタイプ: 経理(オフィスワーク)
ワーペリ期間: 4週間

私のオフィスワーク勤務時間は朝の10時から夕方4時まで。
ワーペリでオーストラリアンスタイルのオフィスワークを味わう。毎日、朝のあいさつの後は決まってモーニングコーヒーかティータイムが始まる。

やっぱりここが日本とオーストラリアのオフィスの違いだろうか?最初は戸惑ったが、だんだん、朝、コーヒーかティーを飲まずにはいられなくなった・・・。

オフィスの雰囲気と言えばやはり明るい。これにかぎる。
ワーペリ内容はアカウンティング。主に経理を担当した。会社の注文した材料などの確認や、請求書の記入。チェックの記入もした。また、バウチャーの管理、旅行会社へのメールの作成。
オフコンを使った入力作業。資料の作成などなど・・・。まさしく経理係っていうかんじのインターンシップでした。

ときどきお使いにも行った。
日本で社会人経験がある私はどの仕事もある程度こなすことができた。仕事内容的には日本の方が忙しかったし、もっとたくさんのことをした。もちろん自分がボランティアということもあり、そんなにたいした仕事ができないのはわかっていた・・・・。

でも、オーストラリア・スタイルのオフィスというのは学べた。
なんといっても金曜の夕方4時からはお酒がでてくるのだ。これにはかなりびっくりした。

みんなで酒盛り??仕事は?と不安をかかえつつも一緒に飲んでいた(笑)
でも、果たしてこのスタイルが日本で通用するかは話は別だ・・・。
しかし、ここがオーストラリアというのはみんな時間どおりに帰っていく・・・・。

みんな仕事終わったの?と思いつつ、多分終わっているのだろう。
でも、確かに彼はいった。「この仕事家に持って帰ってやるんだよ。大変だ~~。」
この言葉を聴いた瞬間、私は、日本だとそれがあたりまえだよ。と心の中で思った。
次の日、私は彼に質問した。「昨日の夜は家で仕事した?」返事は「NO」だった・・・。
残業はしない!!ランチの時間はちゃんととる!!みんな、仕事と休憩時間はちゃんと区別してる。
日本で仕事をしていたときとはまた違った感じがした。でも、それがあたりまえだとも思った。

日本人は働きすぎだってオフィスのみんなが言ってた。もちろん私もその意見に賛成だ。
と、まあこんな感じで約4週間をワーペリですごした。会社がクルーズの会社ということもあり、ランチクルーズに連れて行ってくれたり、ディナークルーズにも招待してくれた。
オフィスの人はみんな親切で英語が理解できないときはわかるまで説明してくれた。

4週間英語環境で過ごす事ができこのワーペリはとてもよかった。
今回のワーペリでやはり、日本では味わえないオーストラリアンスタイルのオフィスが体験できたことだ。
仕事というより、オーストラリアのオフィスの感じを味わったといったほうが無難かもしれない・・・。

今までに社会人経験がある人はちょっと物足りない仕事内容かもしれない。が、オフィスで仕事をしたことがない人にとってはすごく勉強になると思う。もちろんオーストラリアンスタイルで・・・。

インターンシップ体験談4

ワーペリタイプ: 福祉(福祉活動ボランティア)
ワーペリ期間: 4週間

ワーペリで、ボランティアに参加。現地の考え方、価値観や生活に直接触れる。 今回、福祉活動に働かせて頂き、私が一番感じた事は皆さん楽しみながらこの仕事をしているということです。

これまでボランティアというと自分の時間を割いて行うというイメージがあり、日本にいる時は忙しい毎日に追われ、ボランティアに目を向けることはありませんでしたが、こちらに来てボランティアを体験して感じたのは、こちらの方々は自分の空いた時間にボランティアに参加しており、ボランティアに参加する事によって仲間と会って話しをする事を楽しみとしながら、日常の一部として自然に行っているという印象を受けました。

ボランティアに対する考え方、気持ちの持ち方を変えれば、ボランティアは身近な存在となり多くの人が参加しやすいものになるのではないかと感じました。

私は日本にどのようなボランティアがあるか良く知りませんが、帰国後もその気持ちを忘れないように、ボランティア活動に目を向け参加できたらと考えられるようになったと思います。

ボランティア参加者の方々には、本当にやさしくしていただき、あまり英語を話せない私にも色々と話し掛けて下さり、楽しみながら、働く事が出来ました。

毎日違うスタッフと一緒に業務に参加し色々とお話しをして下さいました。現地の方の考え方、価値観や生活に直接触れ、拝見できた事は、私にとってもとても貴重な体験になったと思います。

インターンシップ体験談5

ワーペリタイプ: 福祉(食事配達ボランティア)
ワーペリ期間: 4週間

オーストラリアでしかできない貴重な福祉体験、それがインターンシップです。 私が“一人暮らしをしているお年寄りの方達に食事を届ける食事配達ボランティア”このプログラムに参加しようと思ったきっかけは、一人暮らしの老人の生活を知りたかったことと、地元の人達と一緒に福祉の経験をしたかったことです。

仕事内容は、その日の配達分の食事を準備し、各クライアントに配達するという事だけと聞くと簡単そうですが、実は結構奥が深かく、限られたほんの数分の配達時間の中でクライアントの生活状況や問題点を把握し、クライアントがより安全に、また快適に生活を送れるように配慮しなければなりませんでした。

もちろん常にパートナーと一緒に行動するので心配はありませんが、それに甘んじていたのでは何も得られないし、第一やっていても意味がない。ほんの数分間の訪問ですが、私にとっては非常に貴重な数分間でした。

また、一人一人に持てる時間が短いからこそ、会話の内容・運び方・切り方が地元のボランティアの人達は非常に上手く、それでいてクライアントに不快感を与える事はなく、クライアントは毎日彼らが来るのを心待ちにしているようでした。

クライアント達は、私の顔もすぐに覚えてくれて、私が訪問すると、毎日笑顔で出迎えてくれ、その笑顔を見るだけで、ホッと一安心すると同時にこのプログラムを選んで本当に良かったと思いました。

また、地元のボランティアの人達もとても温かくフレンドリーで、4週間という短い期間でしたが、恵まれた環境の中で働くことができ、このプログラムを通じて多くのことを学び、ここオーストラリアでしかできない貴重な経験をすることができたと実感しています。

この記事を書いた人

ガッデム特派員 - ライター

シドニー滞在歴数十年。行ったことある国や都市で特に好きなところは:ボストン、ニューヨーク,リオン、パリ、ジュネーブ、ハワイ、西内まりや、バンコク、カンボジア、インド、ネパール、バリ、シンガポール、クイーンズタウン、トロント、ハミルトン島

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