セカンドワーキングホリデービザ申請

ガッデム特派員

2005年11月からワーキングホリデービザを2年間、もしくは、2回取得することが可能となりました。

2回目のワーキングホリデー申請には、下記の条件を満たさなくてはなりません。

<<その条件とは>>

1回目のワーホリ中に3ヶ月以上オーストラリアの田舎で、季節労働を行わなくてはなりません。

2005年11月当時は、農業の収穫作業となっておりましたが、現在では、第一次産業(農林水産業)に従事すればOKとなりました。また収穫作業だけでなく、準備や用意、メインテナンスでもOKとなっております。

また、農作物の収穫作業(ピッキング)のように収入を得るものだけではなく、ファームステイでボランティアのようなものでも、申請可能となりました。

<<申請方法は>>
3つのパターンが考えられます。その前にワーホリビザ申請条件として、31歳未満ということは、変わりありません。2回目のワーホリも31歳になる前に申請しなくてはなりません。

申請のタイミングは、3つのパターンとなります。

パターン1(日本で申請)
1回目のワーホリが終わり、いったん日本に帰国し、日本で2回目のワーホリを申請する。
この場合、健康診断は必要ありません。そして、1回目のワーホリと同様にビザ取得してから、1年以内に入国し、入国した日から1年間の滞在が許されます。

パターン2(オーストラリアで申請)
1回目のワーホリ中にオーストラリア国内で2回目のワーホリビザを申請する。この場合は、オーストラリア国内で健康診断を行う必要があります。この場合は、2回目のワーホリというより、ワーホリが2年になるということです。すでにオーストラリアに滞在しているわけですから、はじめに入国した日から、2年間の滞在が許されることになります。

パターン3(オーストラリア国内で別のビザからの申請)
オーストラリア国内では、ワーホリビザから観光ビザに切り替えることができないのはご存知でしょうか?しかし、オーストラリア国内でもワーホリからでも学生ビザに切り替えることは可能です。まれなケースかもしれませんが、1回目のワーホリで3ヶ月の季節労働を田舎で行い、その証明書は保持しておき、ワーホリが切れる前にオーストラリア国内で学生ビザに切り替え、その学生ビザが切れる前に2回目のワーホリを申請することもありえます。または、1回目のワーホリが終了するときに日本に帰国し、いったん観光ビザで再入国し、観光ビザでオーストラリア滞在中に2回目のワーホリを申請することも可能です。
オーストラリア国内で、学生ビザや観光ビザから2回目のワーホリを申請する場合でも、健康診断が要求される可能性があります。この場合でもワーホリビザ取得したときから、1年間の滞在が許されます。

上記のようにビザを申請する場所(オーストラリアか日本か)や、何のビザから切り替えるかにより、健康診断の有無や滞在期限が異なります。ご不安の方は、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

ガッデム特派員 - ライター

シドニー滞在歴数十年。行ったことある国や都市で特に好きなところは:ボストン、ニューヨーク,リオン、パリ、ジュネーブ、ハワイ、西内まりや、バンコク、カンボジア、インド、ネパール、バリ、シンガポール、クイーンズタウン、トロント、ハミルトン島

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