学生ビザが取れる学校、取れない学校

ガッデム特派員

オーストラリア滞在には、なんらかのビザが必要となります。語学学校であれば、観光ビザでも12週間まで、ワーホリビザでも17週間までは、就学することが可能ですが、それ以上になる場合は、学生ビザを取得しなければなりません。

このとき、オーストラリア政府から認可を受けている学校でなくては、学生ビザを申請、取得することができません。厳密には、政府認定とは、CRICOSというコード登録されているか、どうかということになります。

例えば、シドニー大学付属語学学校のCRICOS登録番号は 01019Cとなっております。

政府認定の語学学校で英語を学ぶことの最大のメリットは2つあります。

ひとつは語学学校の教育水準の高さ、もうひとつは学生ビザがオーストラリア政府より授与されるという点です。語学習得を目的とする留学生にとって、自分にもっとも適した教育機関を選ぶことは決して容易ではありません。

■ 政府に認定されていない語学学校 (CRICOSなし)
まだ政府から認定を受けるだけの準備が整っていない語学学校です。規模が小さい, 先生の数が少ない, 設備が整っていないなどの理由となります。

個人レッスンを主に行っている学校はこれにあたり、政府に認定されていない学校の場合、長期留学の場合でも学生ビザは申請できませんので、注意が必要です。

例:朝は政府認定校の語学学校で学び、夕方からはもっとプライベートで学べる小規模なクラスといった方法で英会話を一気に伸ばすかたがたも多いです。

トラトラでは、政府認定校を中心に各留学生にもっとも適した語学留学プランを考慮しアドバイスしていきます。

■ 私立の語学学校
私立といってもCRICOSがないということではありません。私立の学校でもCRICOSがあり、学生ビザを取得できる学校もたくさんあります。私立の語学学校は、一般英語コース、集中英語コース、進学準備コース、ビジネス英語コースのほか、英語+サーフィン、英語+スキューバダイビング、 英語+ボランティアなど、海外留学生向けに様々なコースが用意されている点が大きな特徴です。語学留学をする際は、この私立の語学学校に入学する留学生が多く、政府認定校は海外留学生の評判も非常に良好です。

■ 大学付属の英語学校
オーストラリアのほとんどの大学には、付属の英語学校が併設されています。特徴としてはビジネス英語コース、大学の準備コース(EAP)、試験対策コースがある点です。EAPコースでは大学でのノートの取り方、レポートの書き方、ディスカッションの方法などを学ぶことができ、試験対策コースではIELTSやTOEFLでいかに点数を取るかと言うことに重点をおき授業が進められます。大学進学希望者以外でも入学できますし、短期間の入学も可能です。そのほかの利点としては、大学生と同じキャンバスや施設を利用できることです。

■ TAFE付属の英語学校
TAFEにも英語コースがあります。ここでは私立の語学学校、大学付属英語学校にあるコースのほか、TAFE準備コース(ダイレクトエントリーコース)があります。、準備コースを終了すると、専門コース入学時に必要な検定試験が免除される場合もありますので、TAFE進学予定者にはお勧めです。TAFE自体が州立の専門学校という点もあり、私立の語学学校と比べ授業料が安く設定されています。

この記事を書いた人

ガッデム特派員 - ライター

シドニー滞在歴数十年。行ったことある国や都市で特に好きなところは:ボストン、ニューヨーク,リオン、パリ、ジュネーブ、ハワイ、西内まりや、バンコク、カンボジア、インド、ネパール、バリ、シンガポール、クイーンズタウン、トロント、ハミルトン島

ワーホリするならトラトラ!

特集


人気ランキング

まだデータがありません。

書いている人 一覧

トラトラからのお知らせ

全てのお知らせを見る
開く 閉じる