はじめまして! トラトラで学生インターンをしている、RINAです。 日本では大学3年生です。休学してシドニーをワーホリを満喫しています。この度、シドニーの4大銀行で両替する場合のレートを調査してきました。正直両替レートとかよくわかりません。。。レートが上がったとか、下がったとかも??? そこで、話をわかりやすくするために、
という感じで調べてみました。
最近は、キャッシュパスポートなどを利用される方が多いのでシドニーで現金を両替する方は少なくなりました。それでも日本円を豪ドルに両替したいという方はいると思いますので、ここでは4大銀行を比較してみます。はじめて海外生活をする方に向けた、はじめてのシドニー両替ガイドです。
*ページ内で紹介しているレートは2019年10月3日のレートす。
*最新の情報に関しては、直接銀行へお問い合わせください。
オーストラリアで4大銀行といえば、こちらです。英語ではビッグフォーバンク(Big 4 bank)と呼ばれています。各銀行名をクリックすると、銀行の外貨両替ページへ飛びます。
レートは毎日変動するので、これはあくまでも、「参考」として御覧ください。
銀行名 | 1万円を豪ドルへ | 手数料 | 受取額 | 口座なくても両替OK? | 両替上限 |
---|---|---|---|---|---|
コモンウエルス | $132.42 | $10 | $122.42 | 誰でも両替可 | 10万円まで |
ナブ | $124.88 | $10 | $114.88 | 口座利用者のみ | 特になし |
エーエヌゼット | $124.61 | $8 | $116.61 | 誰でも両替可 | 10万円まで |
ウエストパック | $132.71 | $12 | $120.71 | 口座利用者のみ | 特になし |
シドニーで両替する場合、空港や街にたくさんの両替所があります。日本より現地での両替のほうがレートがいい、また現地だと空港より街のほうがレートがいい、という話をよく聞きますが、レートだけを見ればそのとおりです。
しかし、レートよりも便利性や安全性を重視する方も多いと思います。
日本で両替した場合やシドニー銀行で両替した場合などそれぞれのメリットを比べてみます。
日本の空港で両替する最大のメリットは「日本語で両替ができるので安心」です。しかも日本なので、日本語でいくらになるか案内があるし、その場でお金を数えることもできるし、表示されている金額がもらえる、数えて違う場合日本語で文句言える。などなど。シドニーの街なかと比べるととっても安心です。海外の道端で現金を数えるのは危険ですし、表示されているレートと実際に受け取るレートは違う事が多いし、その説明は一切ないし!英語でなんて言ってるかわからんし、いろいろ質問すると英語で怒ってくるし。。。
比較するとレートはそんなに良くないですが、1〜2万円を両替するのであれば現地で両替するのとそんなに変わりません。1000〜2000円違うくらいです。現地で両替すると倍の金額をもらえるなんてことはありません。それなら、日本で両替して、現地到着後、両替したお金を使う楽しみを味わいましょう。初めての留学で、シドニー到着後にはいろいろとすることもたくさんあるはずですので、日本でできることは日本で済ませておきましょう。
シドニーの国際線空港には両替所があります。(国内線にはありません。ケアンズ経由でシドニー国内線へ到着する方は、日本の空港の両替所で換金することをおすすめします。)シドニーの国際線空港内の両替所で換金するメリットは、シドニーの街に出る前に現金が手に入ることです。クレジットカードなどを持っていない方は、タクシーや電車に乗ってシドニーの中心街へ行く際にお金=豪ドルが必要になります。もちろん円やUSドル、NZドルは利用できません。シドニーの空港で両替してドルをゲットして下さい。シドニー空港の両替所で両替するメリットは、いくつかあります。
空港内の両替所で現金を数えても、警察もたくさんいるので、シドニー市内の道端で現金を数えるより安心です。レートは、まちなかのほうがいいです。でも便利でちょっと安全です。逆にシドニー空港で100万円などの大金を両替することはおすすめできません。大金を持ってその後移動する際に心配が増えます。
シドニーの街の両替所が一番注意が必要だと思います。両替レートがいいという話はよく聞きます。正確には、「両替レートがいいところもある」です。すべての両替所が良いわけではありません。街の両替所で両替するメリットは、レートを交渉できるという点です。向こうの両替所でいくらだったんだけど、それより良いレートになる?など交渉して良いレートをゲットできることがあります。逆に注意しないと行けない点は、
海外旅行になれてて両替もしっかり交渉していいレートをゲットできる方には、いくつかの両替所をあるいて比べて一番レートがいいところで両替ができると思います。初めてのシドニーで英語で交渉することが難しいあ方は、日本での両替をオススメします。もしシドニーに英語を話す知り合いがいる方は、その人を両替所へ連れて行って良いレートを交渉してもらってください。
オーストラリア到着後に両替をしたい場合、銀行での両替も可能です。オーストラリアの銀行で両替をするメリットは、もちろん「騙されない」ということ、「セキュリティー的に安全」ということです。銀行で両替すると、銀行のレートに従ってスタッフが両替をしてくれるので安心です。街の両替所のように相手を見て両替レートを変えるというようなことはありません。レートの交渉はできません。銀行内で現金を数えても、セキュリティースタッフがいるので安心です。
シドニーや他の都市で両替をする際に銀行で両替したいという方は、こちらの表を御覧ください。2019年10月3日のレートで以下を計算しています。今日のレートを確認したい方は、リンクをクリックして銀行のページを御覧ください。銀行のサイトで表示されている金額は手数料が含まれてませんので、そこから更に手数料を引いた金額を受け取ることになります。
銀行名 | 1万円を豪ドルへ | 手数料 | 受取額 | 口座なくても両替OK? | 両替上限 |
---|---|---|---|---|---|
コモンウエルス | $132.42 | $10または1% | $122.42 | 誰でも両替可 | 10万円まで |
ナブ | $124.88 | $10 | $114.88 | 口座利用者のみ | 特になし |
エーエヌゼット | $124.61 | $8 | $116.61 | 誰でも両替可 | 10万円まで |
ウエストパック | $132.71 | $12 | $120.71 | 口座利用者のみ | 特になし |
1万円を両替したときに、コモンウエルス銀行が一番お得でした。コモンウエルス銀行は、オーストラリア最大の銀行です。一番たくさんATMや支店があり、都会はもちろん田舎に行っても支店があることから、ワーホリでファームへ行く方にはおすすめ。
両替は、銀行口座を持っていなくても対応してくれます。手数料は$10。現金の一人1日10万円の上限があります。コモンウエルス銀行は、各支店でも両替サービスを行っていますが、街なかに両替専用のブースもあります。コモンウエルス銀行の口座を持っていて、円をドルに両替してそのまま口座へ入金する場合、10万円以上でも両替可能です。その場合手数料は$10ではなく両替金額の1%に値上がりします。
サイトにアクセスして、以下のように選択
これで1万円が何ドルになるか表示されます。コモンウエルス銀行の場合、表示されている金額から$10の手数料を引いたドルが受取金額です。
4大銀行のなかでは、一番レートが良くなかったです。NAB銀行は、口座を持っている方のみ両替サービスを提供しています。旅行者でNAB銀行の口座を持っている人は少ないと思うので対象外です。。。ワーホリや留学生の方でNAB銀行で口座を持っている方は利用可能です。円を持っていけばドルにしてそのまま口座へ入金してくれます。
サイトにアクセスして、以下のように選択
1万円を両替したときにANZが2番めにお得でした。オーストラリアでは3番めに大きな銀行。コモンウエルス銀行のと同じで口座がなくても両替をしてくれます。手数料は$8ドルで1日10万円の両替上限があります。口座を持っていれば、手数料なしで対応してくれる支店もあります!コモンウエルス銀行の次に支店が多い銀行なのですので、街なかで見つけたらぜひ両替してみてください。
サイトにアクセスして、以下のように選択
ANZ銀行の場合、表示されている金額から$8の手数料を引いたドルが受取金額です。
口座を持っていないと両替サービスは利用できません。また、支店も少ないことから旅行者には利用が難しいと思います。ウエストパックの両替サービスは、Travelexという両替大手の業者がサービス提供をしているようなので、銀行の店頭スタッフに話をしてもあまり詳しいことはわかりませんでした。特に日本円->豪ドルへの現金両替はやってなさそうな雰囲気。
サイトにアクセスして、以下のように選択
NAB銀行の場合、表示されている金額から$12の手数料を引いたドルが受取金額です。
現金の両替を希望する場合、「Foreign Cash Exchange Rate」を見て下さい。送金レートやFXレートをみても、現金両替レートとは違いますので注意が必要です。
現金の両替をする場合、仲値(なかね)と窓口レートの2つの為替レートの違いを理解する必要があります。仲値とは、サイトなどに公表されている為替レートで売値と買値の間の数値を表示してます。日本円→豪ドルにする両替レートと豪ドル→日本円にする両替レートの間の数値が仲値と呼ばれる数値で、両替所はこの仲値の数値を元に当日の窓口レートを判断します。窓口レートとは、実際に店頭で取引される日本円→豪ドルにする両替レートと豪ドル→日本円にする両替レートです。窓口レートは、仲値をもとに計算されますので、レートの上げ下げを見る際には、仲値をみてレートの動向を確認することができいます。しかし、銀行の窓口へ行って、仲値で両替をすることはできません。仲値に銀行の手数料や、銀行独自のレートを足して窓口レートが作成されます。
両替にはいろいろな種類があります。現金の両替の他に、小切手、T/C(トラベラーズチェック)、FX、海外送金などなど。ここでは現金での両替のお話をします。現金での両替を「Foreign Cash Exchange」となどと呼びます。レートだけを見ると、送金レートのほうが、現金レートよりいいです。例えば、日本の銀行からオーストラリアの銀行口座へ送金するときに利用されるのは送金為替レートです。
レートだけを見ると現金両替レートよりも海外送金レートのほうがいいです。注意点としては、海外送金の場合、レートとは別に送金時と着金時に手数料が発生するということです。例えば、日本から海外の銀行へ送金した場合、1000円の手数料を日本の銀行がとったりします。また、オーストラリアの銀行も着金時に2000円くらいの手数料を取る場合もあります。手数料に関しては銀行によって異なりますので、自分が利用している銀行へ問い合わせてみる必要があります。
ヤフーで為替のレートを確認することができます。ここにはFX為替レートが表示されますので、現金を両替する窓口レートとはことになりますが、円のアップダウンをチェックする際には利用できます。
こちらのFXレートは、オンラインの外国為替相場などで両替する方が利用するレートです。1万円が$139にります。上記の銀行の窓口だと1万円は$122ドル前後になりますので、FXのほうがたくさんドルをもらえます。もちろん、FX取引手数料などがかかりますので、そのまま$139が手に入るわけではありませんが、円の動向を確認するのに利用できます。
トラトラの円⇔豪ドル両替サービスに関しては、こちらをご覧ください。シドニーで両替をする際には、レートの比較としてトラトラの当日の両替レートを是非ご覧ください。
シドニー空港の国際線に到着したときに両替をしたい場合、2つの両替所があります。
銀行の両替所のほうが安心して利用できそうなのでANZ銀行の両替所がをおすすめですと言いたいですけど、そのまえにちゃんと調べて来ました。
シドニー空港内にある国際線到着ターミナルで1万円を豪ドルに両替してみました。受け取る金額が大きいほうがお得です。
ANZ銀行 1万円が=$118ドル |
exchange 1万円が=$103ドル |
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その結果は?
シドニー空港に到着して、空港内で両替が必要な方は、ANZ銀行での両替がお得でした。
ANZ銀行は両替時に$8ドルくらいの手数料をとりますが、それでもANZ銀行のほうがもらえるドルの金額は大きかったです。つまりたくさんもらえるので、ANZ銀行がベターでした。もちろん毎回そうではないかもしれませんので、両替前に各両替所で必ず確認してくださいね。