オーストラリア観光ビザ→学生ビザ→パートナービザの申請体験談 (現在パートナービザ31歳)


オーストラリアに長期滞在する方法としてこちらの記事でパートナービザについてお伝えしました。
パートナービザはオーストラリアの市民権もしくは永住権を持つ人と結婚または事実婚(同棲)などをし永続的な関係がある場合に申請できるビザです。パートナービザ取得までの道筋は様々になります。今回は観光ビザから学生ビザに延長をしパートナービザを取得した方の体験談をご紹介します。

観光ビザ→学生ビザ→パートナービザと申請したAさん

日本に来るオーストラリア人の数は年々増え、日本にいてもオーストラリア人と知り合う機会は増えています。海外旅行さえしたことのなかった私も、社会人になって通いだした英会話学校の教師と恋愛関係になり、彼の帰国に合わせてオーストラリアに行こうと考えるようになりました。しかし、どのビザでオーストラリアに行けばよいのかもわからず、周りの人やネットの情報を頼りに、いろいろ調べました。

オーストラリアには様々なビザがあります。3か月以内であれば、観光目的の電子ビザでステイできます。しかし、長期間オーストラリアに滞在したいと思ったら、何らかのビザを取得する必要があります。わたしはまず、電子ビザのETASで、彼と一緒にオーストラリアに初めて来ました。彼の家族や友人に紹介してもらい、彼の住むメルボルンの街を案内してもらいました。とても素敵なところで、もっと彼と一緒にいたいという思いが募りました。

観光目的のビザですので、3か月までの滞在でした。必ずすぐに戻ってくると彼に約束して日本に帰った私は、オーストラリアに長く住む選択肢をいろいろ考えました。はじめに思いついたのはワーキングホリデービザでしたが、仕事を辞めて行くということもあり、将来的に日本でまた就職する場合には、留学という経歴のほうが有利ではないかと考えました。私個人のイメージですが、ワーキングホリデービザというのは遊びに行くというイメージがあり、社会人が仕事を辞めて行くにはリスクがあるかもしれないと思ったのです。

 

学生ビザの取得

そして、オーストラリアの大学を調べ始めました。どうせ行くなら、語学留学ではなく、きちんとした学位の取れる大学に行こうと思いました。PR関係の仕事についていたので、海外のマーケティングを学べば、将来のステップアップになると考えました。
私の場合、彼と一緒に住むことが決まっていたので、彼の家に近い大学に絞って考えました。

 

すでに日本で4年制大学を卒業していた私は、2年間通うことで学位を取ることができました。想像していたよりも厳しい学生生活でしたが、多くのオーストラリア人の友人ができたことが心強かったです。パートナービザで来ると、仕事でもしない限りなかなか友人ができないと聞いたことがありますが、学校に通っていると、多くの人に出会うことができます。その後のオーストラリアでの生活を楽しむためにも、友人が多くいることは大切だと思います。

 

パートナービザへの切り替え

この2年間の彼との生活を通して、結婚の意志が固まり、学生ビザが切れる前にオーストラリアで結婚式を挙げて、すぐに婚姻者ビザの申請をしました。2年近くこちらで一緒に住んでいたことが証明できたので、申請もスムーズにいきました。

ただ、認可されるまで1年間もかかってしまい、その間ブリッジングビザAでオーストラリアにいたのですが、そのビザでは国外に出ることができません。祖母の不幸があり日本に一時帰国したかったので、ブリッジングビザの種類を変える必要があり、その手続きが面倒でした。学生ビザが切れる前にパートナービザが承認されるようなタイミングを考えればよかったと今になって思います。

 

オーストラリアでの学生生活で、学ぶ楽しさを再確認しました。実は今、こちらで博士号を取ろうと考えています。

パートナービザでは、国民健康保険のようなメディケア加入などはできますが、学校に通う場合、外国人料金(かなり高額)になってしまいます。しかし永住権が取れた後は、学費がオーストラリア人と同じ料金になるのです。

あと1年弱でパートナービザを得てから2年が経つので、永住権がもらえます。そのあとに大学に通い、勉学に励みたいと考えています。

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