オーストラリア留学で選べるビザの種類 学生ビザ ワーホリビザ ETA観光

オーストラリア留学の場合、基本的に3つのビザが選べます。ETA観光ビザ、学生ビザ、ワーホリビザです。留学目的、年齢制限、留学期間などから正しいビザを選ぶ必要があります。

ビザの条件に関しては、常に変更されますので、こちらの情報はあくまでも参考として御覧ください。

最新のビザ情報はオーストラリア政府のサイト、または在日オーストラリア大使館のサイトをご覧ください。オーストラリアのワーホリに関しては、日本ワーキングホリデー協会のサイトをご確認ください。
ビザ subclass 就学期間 年齢 申請料 学費保証 仕事できる
ETA観光ビザ 601 3ヶ月間 制限なし $20 なし NO
学生ビザ 500 6ヶ月~8年間 制限なし $620 あり 週20時間
ワーホリビザ 417 4ヶ月間 18~30歳まで $485 なし YES

オーストラリアは入国する前にビザの取得が必要です。これまで「海外旅行をしたことがあるけどビザを取得したことがない」という方は、おそらく「日本からの往復チケットがあればビザの取得が免除される」国へ旅行したのだと思います。アジアにはこのような国が多いです。オーストラリアに旅行する、留学する、移住する場合など、目的にあったビザの取得が必要です。ここでは、オーストラリアに留学する場合に利用できる3つのビザをご紹介します。

 

ETA観光ビザで留学

オーストラリアにETA観光ビザで留学する方は、基本的に3ヶ月未満の短期留学生です。ETA観光ビザの主な条件は、

    • 滞在中は仕事ができない
    • 滞在は3ヶ月間
    • 特に年齢制限なし
    • 取得はオンラインで簡単
    • ビザ申請料金が安い
    • 政府の学費保証なし

 

ビザ subclass 就学期間 年齢 申請料 学費保証 仕事できる
ETA観光ビザ 601 3ヶ月間 制限なし $20 なし NO

ETAと他のビザ(学生ビザ、ワーホリビザ)を比べた大きなデメリットは、「仕事ができない」という条件です。3ヶ月間留学する場合、その期間の食費や宿泊費などの生活費を持参する必要があります。ETA観光ビザで留学するメリットは、ETA観光ビザは、オンラインで比較的簡単に取得ができます。日本の夏休みなどを利用して短期間の留学をする場合などにETAを利用する方が多いです。もし、ETAで留学中に滞在期間を延長したい場合は、一度日本へ帰国して再度ETAでオーストラリアへ戻ってくるか、オーストラリア国内で学生ビザへ延長することも可能です。トラトラはオーストラリアの学生ビザ延長の専門窓口を設けて、無料相談を受け付けております。まずは、お気軽に来店、または、メールやラインなどでお問い合わせください。

学生ビザで留学

オーストラリアに学生ビザで留学する方は、基本的に長期間留学する方です。学生ビザの条件としては、

  • 就学中は週20時間、ホリデー中は無条件で仕事ができる
  • 滞在はコースの期間中可能。例:3ヶ月〜最長8年
  • 年齢制限なし
  • ビザ取得が毎年厳しくなる
  • 学費の政府保証あり
ビザ subclass 就学期間 年齢 申請料 学費保証 仕事できる
学生ビザ 500 6ヶ月~8年間 制限なし $620 あり 週20時間

オーストラリアに学生ビザで留学するメリットは2つあります。

  1.  就学中は週20時間、ホリデー中は無制限に仕事ができる
  2.  通学している学校が倒産した場合、政府が学費を保証して次の学校を手配してくれる

安心して長期間留学できるようオーストラリア政府が学生ビザで留学する生徒を対象に学費を保証する制度(TPS)が設けられています。仕事に関しての条件は、メリットとして考えるか、デメリットとして考えるかは人それぞれです。学生ビザの場合、週20時間という制限はありますが、一つの雇用主で6ヶ月以上仕事をしてもOKです。ワーホリビザの場合、一つの雇用主で6ヶ月間しか働けません。雇用主側としては、6ヶ月間働いて必ずやめてしまう方より、短時間でも長期的に働いてもらえる方を選ぶ場合もあります。(正確には2週間で40時間仕事が可能です。)

 

学生ビザで留学するデメリットは、オーストラリア滞在中は学校に通学する必要があるということです。学校に行くための学生ビザなので、これはデメリットではないかもしれませんが。。。基本的に学校への通学が必要です。学校を休むと出席率が下がり学生ビザがキャンセルされて、オーストラリアから出国することになるかもしれません。

学生ビザは就学するコースの期間分の滞在が可能です。勉強したい英語コースや専門コースが12ヶ月間コースの場合、ETA観光ビザでは滞在日数が足りない、ワーホリビザだと4ヶ月間までしか就学ができない=学生ビザの取得がベストです。ワーホリビザは年齢制限が18−30歳とありますが学生ビザは年齢制限がありません。

オーストラリアの学生ビザの申請は、ETA(申請と同時に取得)やワーホリビザ(申請後72時間以内に取得)と比べると時間がかかります。トラトラでは3ヶ月前から準備をすすめるようにアドバイスしています。学校を決めて、学費を払って、学校からCOEをもらって、申請に必要な書類を用意して、GTEを英文で作成して、申請をオンラインですすめる。その後、早い人は数日で学生ビザが取得できますし、長い人は数ヶ月かかることもあります。

これはデメリットではないかもしれませんが、オーストラリアの学生ビザの取得が毎年厳しくなってきているという点です。GTEという、作文のようなものを英語で記入する必要があります。GTEは、学校に通うことが目的で学生ビザを申請しますという内容の作文です。オーストラリア政府は、仕事を目的として学生ビザを取得する人たちを判別するために、学生ビザ申請者にGTEの提出を求めています。

ワーホリビザで留学

オーストラリアにワーホリビザで留学する方は、勉強、留学、旅行、仕事をすべて楽しみたい方です。ワーホリビザの条件として

  • 18−30歳まで
  • 仕事が自由にできる
  • 就学は4ヶ月間可能
  • 学校に行かなくてもビザがキャンセルされない
  • 2年、3年目のワーホリも取得可能
  • 1回しか取得できない(国を変えればOK)
ビザ subclass 就学期間 年齢 申請料 学費保証 仕事できる
ワーホリビザ 417 4ヶ月間 18~30歳まで $485 なし YES

ワーホリビザの最大のメリットは、仕事が自由にできる!です。一つの雇用主で6ヶ月間しか働けないというデメリットはありますが、何時間働いても、逆にまったく働かなくてもOKです。ワーホリビザで留学するデメリットは、「学校への通学は4ヶ月間まで」という条件です。専門コースなど4ヶ月間以上のコースへ入学したい方は、学生ビザの取得が必要です。学生ビザの場合、学校へ通学しないとビザがキャンセルされますが、ワーホリビザの場合、ビザのキャンセルはありません。(支払い済の学費が無駄になるだけです。)

ファームへ行ってワーホリ2年目、3年目の取得もできるという点もメリットです。

ワーホリビザの申請は、オンラインで比較的簡単です。ビザの取得は、申請から72時間以内で、意外とすぐに取得できます。ワーホリの1回目のビザはオーストラリア国内から申請はできません。

ワーホリビザは、1回しか取得できません。(国を変えればOK)

ワーホリビザから学生ビザへ切り替えという選択肢

ワーホリビザから学生ビザへ切り替えるメリットとして、オーストラリア国内でビザの切り替えが可能なことです。ではどのような方がワーホリから学生ビザへ切り替えるのでしょうか?

  • ワーホリ中に働いていた職場そのまま働きたい
  • ワーホリ中に知り合ったパートナーともう少し長く一緒に生活したい
  • 学位や資格がほしい

理由はたくさんあると思います。今働いている職場からもっと働いてほしいと頼まれたり、パートナービザを申請するために、一緒に生活している日数を増やすためであったり、もちろん勉強目的の方も多いです。

ワーホリ中に知り合ったパートナーさんともう少し一緒に生活したい方から、

「ワーホリのあと、ETA観光ビザなどでオーストラリアに滞在することと学生ビザで滞在することはどう違いますか?」

という質問を受けることがあります。違いは

  • 学生ビザは仕事ができる
  • ETA観光ビザは仕事ができない
  • ETA は3ヶ月毎に出国が必要
  • 学生ビザはコースの期間分滞在可能

という点です。

ETAの場合、3ヶ月毎にオーストラリアから出国する必要があります。学生ビザは、6ヶ月間、12ヶ月間などコースの期間中はオーストラリアに滞在できます。仕事もできて生活も落ち着くことが可能です。

デメリットとして考えられるのは。。。学生ビザの申請には学費の支払いが必要です。もちろん学校期間中は通学が必要です。仕事に合わせて、午前中の通学、午後の通学、週末の通学など、毎日通学しなくてもいい学校もあります。トラトラの無料相談へお気軽にお問い合わせください。

 

学生ビザからワーホリビザへ切り替えという選択肢

ワーホリビザは、自由に働けるというメリットがあり、それを最大限活用するためにワーホリ期間中は学校に行かずに、はじめは学生ビザでオーストラリアに留学。その後日本へ一時帰国してワーホリビザを取得してオーストラリアに戻ってくる。という方法も可能です。

メリットとしては、ワーホリ12ヶ月間をすべて働けるということです。

デメリットとしては、ワーホリビザはオーストラリア国内では申請できないので日本へ一時帰国して、ワーホリビザを取得する必要がありますので、その分の航空券代がかかります。

オーストラリア初めは学生ビザで留学して、その後ワーホリビザで再入国するという方は、

  • 4ヶ月以上の語学学校に通学したい
  • ワーホリのセカンドを取得したい
  • ワーホリ中は仕事に専念したい
  • 大学を休学して留学する

などなどが考えられます。

ワーホリで到着後、はじめの4ヶ月間語学学校に通学した場合、オーストラリアの生活に慣れて、英語もちょっと自信がついてきた。。。という感じだと思います。学生ビザで最初に6ヶ月〜12ヶ月間語学学校に通って、しっかりスピーキングとヒヤリングを勉強するほうがもちろん英語力は身につきます。

はじめに学生ビザで留学して、ワーホリでオーストラリアに戻ってくる場合、もしセカンドを取得したいと考えているなら、ケアンズやブリスベンなどのファームへ日本から直接行くことが可能です。ワーホリ期間中に語学学校へ通学した場合、残りの8ヶ月間でファームを探して、セカンドを取得する必要があります。学生ビザで留学しておくと、学生ビザ中にファームを見つけておいて、ワーホリ12ヶ月間をファームで働くことが可能です。12ヶ月のうち3ヶ月ファームで働けばセカンドが申請可能です。ファームの仕事は、台風などの自然災害に影響されますので期間が長くある方が安心です。

政府が学費を保証する制度TPSとは?

TPSは学生ビザで留学している生徒が対象

TPSはTuition Protection Serviceの略です。Tuitionとは授業という意味で、TPSはオーストラリア政府が海外からの留学生が安心してオーストラリア留学を体験できるように、申込み済の学費を政府が保証するという内容の制度です。通学している学校が倒産した場合など、同じコースが学べる別の学校へ転校を案内したり、場合によっては返金などで対応してくれます。TPSは学生ビザで留学している生徒が対象です。観光ビザ、ワーホリビザなどで学校へ通っている生徒は対象外です。したがって、長期的に留学する方は学生ビザでの留学をおすすめします。

 

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